⚠この話にはドロドロ系要素
が含まれています。
大丈夫な方はスクロール▼▽
天の果てで彼女で彼女は嗤う
# 18
『もう、終わりにしよう』
ふっ
美津】あははははは!!!
なにこれウケる!
美津はお腹を抱えて笑う。
美津】は、茶番は終わり?w
なによ母さんもマジな顔になってw
美津】結局あんた達がなんにも
出来ないのはとっくに知ってるのよ!
わざわざこんな友達まで
連れてき…て…
美津は動きを急にピタリと
止めるとその場に座り込んだ。
「が、はッ…」
結夢】きゃ、血がつくじゃない!
結夢は私の方へ駆け寄ってきた。
美津】な、んで…
母】安心してよ、美津。
本気だから!
お母さんの手には
包丁が握られていた。
母】この出来損ないがっ!!
ほんといても邪魔な存在なのよっ!!
ヒステリックに声を上げながら
お母さんは美津に近づく。
美津】ちょ、痛いんだけど!?
血が!!助けてよ!!
美津がこちらを見て叫ぶ。
紬妃】…本気で助けると思ってるの?
馬鹿ね。
あんたが先に私達を捨てたくせに。
紬妃】さよなら
美津】はぁ!?嘘でしょ!?
助けてよ!!!ねぇ!!
私は軽蔑の目で美津を見つめた。
結夢】んもぉ、うるさいってば!
そして結夢は小走りで
美津の元へ行くと、
「大丈夫、私がちゃんと
この事もみ消してあげるから♪」
美津】…はっ?え、え??
美津は理解できてないようで
混乱の表情をしていた。
結夢】貴女が悪いのよ?
これは全部、因果応報
美津】か、母さん、嘘だよね??
私は2人を交互に見つめて、
紬妃】さよなら、
美津、お母さん…
お母さんは一瞬だけ、
驚いた顔をした。
けどすぐ、悲しそうに笑った。
母】大成功ね、紬妃、瞳亜…
私と結夢は駆け足で階段を登った。
. To be continued .
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