#ピニャコラーダ

「愛してる」の言葉はいつだって

僕からしか言わなかった

少し乾いた声で哭いていた僕を

君は「ガラクタみたい」と嘲笑った

愛してるの言葉はいつだって


僕からしか言わなくて

部屋に残る人の温もり。
それ故に哀愁、 蜃気楼。

淡い夜の記憶は
指先が未だ覚えてる。

甘い声に誘われて
しっぽを振って愛し合う。

刹那の愛は
ピニャコラーダ。

嗚呼、
然れど君に恋焦がれる。

luz × センラ
｢ピニャコラーダ｣



本当に私たちの関係を表してるようね。

﹁
愛
し
て
る
﹂
の言葉はいつだって
僕からしか言わなくて
少し渇いた声で哭いていた
あの夜に恋焦がれて

勘違いの想いがいつの日か
鮮やかな「リアル」となる
二人で決めた契りの言葉は
苦く 想い
甘い 乗せて

狂った夜を描く


「ガラクタみたい」と嘲笑ってほしい
こんなにも溢れる蜜の声
身体だけは正直なの
逢うほどに乱れる 二つの華
重ねあえば酔いしれる程
二人 危うい
だけの 夜は

まだ

終
わ
ら
な
い