「大好きな君」へ
君と出会ったのはいつだったか
もう忘れてしまったけれど
どうしてだろうか
ずっと昔のことだったような気がするんだ
それだけ君の存在が
僕の奥深くに根付いていて
君の存在無しに僕を定義することは
出来なくなってしまっているんだろう
君も同じだったら嬉しいな
君と僕は全然違った
それなのに惹かれ合って
気付いたら一つになっていた
人間というのは不思議なもので
みんな違う人間であるはずなのに
ずっと一緒にいることで
お互いがお互いに溶け合って
一つになることが出来るんだよ
僕は君に溶け込んで
君も僕に溶け込んで
僕たちは一つになった
もう離れたくても離れられないね
だからその時は一緒に死のうね
お互いの胸にナイフを刺して
同じ血を浴びながら一緒に冷たくなって
一緒のお墓に入ろうね
死んでもずっと愛しているよ
「大好きな君」より
扇・2024-08-19 #大好きな君へ #僕+君=2(僕+君)/2 #恋愛 #手紙 #共依存 #ヤンデレ #ポエム #扇の書きもの #扇花の囁き
