蜻蛉・2022-10-16
一言…つぶやく
独り言
花束を君に
この世界の全ての人に
嫌われることも
好かれることも
ないんだよ…
顔も知らなくて
聲も聞いたことなくて
言の葉の便りだけだった
消えても探せなくて
それでも垢変えてても
みつけられるのはさ…
俺を見捨てないでいてくれたからだけなんだ…
俺もそんな風になりたいよ
雲が動き出す
一時も同じなんて
ないんだな…
想いも 予測も 期待も
何もかもすぐ過ぎ去って…
諦めないことだけが…
変われる魔法…
ただ
愛がほしかった
包まれるような
安心して
眠りに落ちるような
自分とは
何処にでもいるようで
何処にもいない
唯一の人間である…
突き放されて
独りでなんでもできるように
生きられるように
それはただただ…
孤独でさみしかったよ…
なに考えてるかわかんない
なにも言ってくれない
付き合ってもないのに
言われても…
人が苦手なのに
必要とされたくて
愛されたくて
役に立ちたくて
いつだって
心から笑いたいのに
独りは心底さみしい
扉をあけることと…
踏み出す勇気は
にてる
粉雪
優しく二人を包むんだ
いつもでも
幸せに微笑んでいて…
早朝薄暗い中
陽が射し込んでぐっと気温が下がる
何も考えられないくらい
体も心も固まってる
これはきっと…
ご褒美だ
精一杯働いて
今夜はクタクタで眠れるはずだから…
悲しんだり さみしくなったりせず
あすになるから…
やる気でないけど
5分だけ
やってみよう
夜の帳が下ろされたね
不安を消すのは
心次第なんだって…
気にしない力を
身に付けよう
強くなろ…
きらきらな明日を
願おう
今が最低でも…
未来をなくす理由にならない
なんにも考えずに
慕いたかった…
信じてみたかった…
出来なかった…
でも…大事にすることは
まだ間に合う…