#仮面の下の真実

本音は弱音になってしまうから

仮面の中に包んでおきましょう

自分を護る為に用意した仮面

傷つける為じゃなかったのに

傷つきすぎてもうボロボロね

君は私に見せている笑顔の裏で

どれだけの涙を堪えたのだろう

「良い人」なんてやめてしまえよ

本音が透けるように見えているわ

飼い慣らしていたはずの仮面

牙を剥いて僕に噛みついたの

鏡さん鏡さん、答えて欲しい

私は上手に仮面を被れてる？

強がりを覚えた背中に強さを求めた

一瞬でもいいから強さを纏わせてよ

仮面を外した私は涙で頬を濡らすの

仮面を付けるまでは笑顔を休ませて

傷つくことに慣れることはないだろうな

傷つきながら傷ついてないふりをしてる

ただそれを人に見せないだけなんだよな

強がり被った僕を強くなったと勘違いして

強がった僕には気づかないままでもいいよ

泣かないように笑って見せたのよ

誰にも気づかれなかったら成功ね

涙は溜め込んだら出て行く

仮面は壊れても使うくせに

否定される可能性がないと言えないから

何にも言えなくなって笑うしかできない

上手に演じれなくてごめんね

壊れた僕は御役御免なんだろ

笑い方を忘れて口角を上げてみた

吠えられずに唸る声は虚しく響く