#例えばその姿は

震えながら笑う君は

今にも崩れそうでさ

僕は手を伸ばしたの

「出会わなければよかった」って

本音なら僕の触れないところにいてよ

空が笑っているように見えたから

今日は僕も笑ってみようかなって

君の「聞いて欲しい」に振り向きすぎて

私の「聞いて欲しい」は立ち去ったのよ

いくら頼んだって

貴方は待ってくれないね

私が時間に背を向けたくても

時間は私を迎えにくるんだね

飛ぶ姿を嗤われて仕舞ったら

飛ぶ力があっても心は再び

飛びたいと思ってくれるのか

今も心の中で彷徨う感情たちは

抱きしめて欲しかったんだよな

温められたら溶けてしまうから

近くで見守ってくれたらいいの

踏まれた心を手当てできるような

君にとっての絆創膏になりたかった

貴方に味方になって欲しいと

流れる星に願ったのさ

抱えることも捨てることも苦しいのよ

それだけ貴方の近くにいたってことね

誰かの願いに耳を傾けてばかりね

貴方の願いは誰が叶えてくれるの

心が泣いてしまったとしても

私にとって貴方は荷物じゃないよ

温もりが去ってしまうまでは

まだ温めていて欲しいんだよ