俺だけの恋 Part6
俺に彼氏が出来た。
彼女だっていたことないのに!
男同士の恋愛って許されるもんかね…
今は蒼真の家で勉強中。
課題多いってぇー(泣)
「やる気出ない…」
俺がボソッとつぶやくと、
「じゃあ気分転換にデート行くか」
うおぉ…早速すか…
「…うん」
正直めっちゃ楽しみだけどね。
俺は身支度を整えて、玄関に行く。
蒼真コート着るのか…かっこいいなぁ
俺は全然似合わないけど…
「どこ行く?」
俺が蒼真に聞くと、
「イ〇ンモール」
ガッツリデパート行くのね…
ここからはちょっと遠いから、
電車で行くことになった。
そして駅まで歩いていって
電車に乗ったはいいけど…
ちっけぇなおい!
体ピッタリくっついちゃってるよ!?
まぁ…もう慣れたけど…ね…
座る場所がなかったから、
2人とも立って乗ってるんだけど…
うえぇめっちゃ揺れるぅ…
俺がフラフラしてると、
「掴んでていいよ」
って…相変わらずイケメンだな!
気遣いできて!顔良くて!
羨ましいわクソが!(褒めてる)
俺が蒼真のコートの裾を
ちょっとだけ掴んだら、
「フッw」
ちょ、なに笑ってんのさ。
「なんだよっ」
「いや、可愛いなってw」
「どこが!?」
「掴むのめっちゃちょっとじゃんw」
いや、普通こんなもんだろ!?
てかいつまで笑ってんだよ!
…これならいいのか?
俺が蒼真の腕を組むと、
蒼真はちょっとびっくりしてた。
「積極的だねぇ」
「蒼真に比べたら全然だし!」
「そうだねーw」
そんなくだらない会話をしてたら、
「!?」
誰かが俺の尻触ってる…!?
もしや…痴漢!?
恐る恐るその手を見ると…
っておい。蒼真じゃねぇか。
「びっくりした?」
「痴漢かと思ったわ💢」
「ごめんごめんw」
まっじで焦ったぁ…
やめろ!変態!
そしてやっと目的地に着いた。
俺は正直人混みが怖いから、
蒼真の腕をずっと離さないでいた。
そしたら蒼真がそれに気づいて、
俺から腕を離そうとする。
「やっ…やめてっお願い」
「さすがに可愛いすぎんだろw」
めっちゃナチュラルに褒めるじゃん…
そういうとこ好きだな…
その後は蒼真とデパートを満喫。
思ってたより楽しい。
蒼真と一緒だからかな。
そして少し休憩するために、
オシャレなカフェに来た。
すごい…女子しかいない…!
よく入れたな蒼真…!
そして俺がワッフルを頼むと、
何故か蒼真と半分こすることに。
自分の頼めよ!
まぁこれ少し大きめだからいいけど…
俺がスマホをいじってワッフルを
待ってたら…
「チュッ」
え?え?え?
ここではさすがにやばいって!
学校より人いっぱいだよ!
また1部の女子が騒ぎ出す。
わあああああああああああああ
「蒼真…((圧」
「大丈夫、責任は取るよ、家で」
ぜんっぜん大丈夫じゃねぇよ!!!
はぁぁあああああ…
この問題児め…
そしたらこのタイミングでワッフルが
届いた。なんか気まずっ!
もぉ…やだぁ…
テレレレレッテッテー
俺は「蒼真は問題児」を覚えた!▼
はぁ…俺と蒼真のLvは上がるけど…
俺はダメージを受けっぱなしだ…
いつかまたなんか仕返しを…!
Part7お楽しみに