#君を恋慕う

君からもらった恋は

とある諸説を無視して

実ることは無かった

君と出会ってから

君が好きって知ってから

私の人生という道に

色が加わったんだよ

君に戻ってきて欲しいなんて

願いを込めたとしても

君は戻ってこないんでしょう？

好きな人は好きな人だけど

私の余裕をなくしたのは

紛れもない君だったのにね

嫉妬したくないのに

嫉妬をするのは

好きな人だったから

君に届けたい気持ちは

ホワイトデーにも届かず

すぐに枯れてしまったの

大好きだったなぁ…って

思える恋ができて

世界一幸せだったよ

このままの感情でいいような

感情を捨てなきゃならないような

この想いをなんと呼ぼうか

いつもの日常というものに

君という存在がいるから

次に進むことも出来ないの

明日に向かって過ごしていたのは

君と会うためだった

君がいなくなった今 私は

何を目標にすれば生きれるかな

いつか離れる日が来るなら

今を繋ぎ止めたかったよ

過去のことなんか忘れてさ

君の残り香だけが心に残って

好きって気づいた瞬間には

もう遅くて余計に辛くなるの

君との距離は僅か10cm

その距離ですら不安になる

"年下の私じゃだめですか？"

君はなんて言ってたかな

嫌われて終わる恋よりも

好きなまま別れる恋の方が

何十倍､何百倍も辛いの

隣にいた君とは逢えない

当たり前にいた存在が

消えてしまったのだから