#夢の世界

群青色の水に

白い絵の具が解き放たれた…



その瞬間に花が咲いた________。

もとよりこの世界は
実体のない夢の世界なのだ


もうすぐ『現実』という悪夢が終わり
やっと正常な夢に戻れる


そうしたら
何ひとつ迷うことなく
誰ひとり邪魔してくることなく


あたしはただ､
あなたを愛している｡

夢のような世界だって
夢の世界になれはしないさ

物体がそこに実在していたとして
そのことにどんな意味があるというのか？



物質界は『視覚的にリアル』だとしても
それ以上の中身を伴ってはいない
それを『現実世界』と呼ぶべきなのかどうか



夢のなかの『現実』は
思考と感情でできていて
ただの物体が実在するか否かよりかは
はるかに現実性が高い



あたしの感情は貴女の音色に染められていて
あたしの思考は貴女の色彩で色鮮やかに
あたしたちは
だから夢のなかでは
いつだって離れることなく

貴方の笑顔が見たくて

夢の世界へと沈み込む

迎えに来てくれないの？

私の王子様

鳥は空を飛べるのに

人間は空を飛べないのはなんで？



あ、空にいる人達に
会いに行けないようにするためか

会いに行ったら誰も帰ってこないもんね

ある日の夢

夢で見た
おとぎ話のような
自然豊かな
明るい森の中の
１本道

目的地はこの先、
何があるのか分からないけれど
行かなくてはならない
“場所”だと知っている

少しの不安と
不思議な使命感を友にして
歩いていく

暗闇に包まれた部屋
静寂だけが響き渡り
閉ざした瞼の奥には
眩い光の粒が集まり
光と闇が奏でる世界

無気力に宙を泳いで
夢と現実の間に浮ぶ
光に満ちたゲートを
漂いながら潜り抜け
夢の世界へ迷い込む

小高い丘の上に座り
眼前に描かれた海空
水面に現れた一筋の
真っ直ぐな光の路が
僕を導いているよう

意識の奥に刻まれた
名も知らぬ夢の地に
懐しさと安心を覚え
満ち足りた心のまま
穏やかに過ぎてゆく

心に描く夢の景色は
朝の光にかき消され
一瞬で現在が訪れる
昨日とは違う世界を
優雅に泳いで行こう


2023.11.29. おはようKira

夢の中の君と私は

すごくいい感じで

まるで両思いだったのに

現実ではそうはいかないんだよな

ここは

確実に

現実なのに

夢の

世界…

眠いのに、考え事をして眠れない夜＿

早く、夢の世界へ連れてって。

今日はやりたいことがいっぱい
あるから早起きするつもりだった
のになぁ…。

これじゃあ起きれないじゃん、

水面に映った月のように

脆くて危なげで…

一雫の涙で揺らめいて

不安定な君の心の声は

夢の世界から声をかける。


目覚めて頬を濡らす

そんな君の傍で私は…

何もなかった事にしようと

全てを夢の世界へ還してあげようと

水面に消える泡沫の夢のように。

窓を開けて、外を見たら魚が泳いでて。

靴を履いて空を見上げるとみんなが飛んでるの。

ほら、あなたもおいでって女の子が手を伸ばして。

何してるの？早く行くぞって男の子が笑いかけてくる。

ここはどこ。

嗚呼これは夢ね
貴方が私に触れるわけないもの
私の恋は絶対叶わない
でも夢でもいい
いいから
私を愛して
私だけを見て