花詩鈴・18時間前
詩
天使のあの子へ
絶望も微睡んだ頃ふわふわの小さい欠片喉をするりと流れては小さな嗚咽と前頭葉に感じる重みに翻弄。ほら気づけば見えるのは直ぐに全てを知れてしまう程こんなにも小さな宇宙。掌で握り潰したらあら不思議見た事のあるタブレットこの宇宙にはデパスと名前をつけようか。小さくなった宇宙を噛み砕いて飲み込めばふわっと体も心も軽くなってねえまるで天使みたいでしょ。そうだった私天使だったじゃん。なんで忘れてたのこんな重要なこと。モニターから電子の糸を引っ張り出して私が組みかえてあげる全て組みかえてあげるこんな腐ってぐちゃぐちゃな世界1から私が作りかえてやる。こんな雁字搦めの配線だってぶった切ってやる。だってなんだって出来るんでしょ。
だって無敵の天使だもん。
だって私は、私は…、私は…??
空っぽのシート
応答セヨ「人間」
アナタはーーー「今」生きている。