翔・2025-06-18
独り言
季節
夏
18時を過ぎてもまだ明るい
こんなところで季節の移り変わりを感じる
懐かしき風景は不思議で
二度と見ることが
出来なくとも思い出の
断片でさえ走馬灯の
様に鮮やかに蘇ってくる
現象は惜春のよう
「さよなら」も告げられず散った
いつかはまたこの想いを繋ごうね
来し方行く末に淡い期待を寄せ
春のかたみを想いながら絵空事
花の雨が降り注ぐ忘れ咲きの心
この2人の想いが桜と共に
咲き続けますように。
沢山の季節が過ぎ去っても
きっと、ずっと隣に。
時の花がたおやかに舞う春信
白河夜船のように過ぎる時間
早すぎる晦日が初凪を呼び。
終わりを告げて冬が明けたけれど
新たな始まりは君ではない人かな
暖かさを羽織った季節は散ろうとしている
また出番が訪れたら暖色に実りますように
温かい春のような君に会いたくなった
冷たい冬のような私でも咲いたいから
夢にまで見た時間が咲いて春色の世界
嬉しいと鳴きながら訪れた鳥は花見客
いくら待っても君はもういない
痛感する季節は暖かくて眩しい
春が散る前に温かさが咲いてくれた
春が閉じてもどうか花開いて欲しい
待ち侘びた春は訪れを知らせる
私は心の中で君を呼んでみるの
暖かさは流れて眩しさが寄せる
心の衣替えは済んでないままで
春が降る頃に凍りそうだった想い
温度を戻してくれた人は君でした