#幸せ依存症

結えない愛を縫い付けて

夢の君と融けてゆく

好きじゃないなら
期待なんて
させないで欲しい…

我慢した分だけ
涙が止まらなくて
「本音はね…」
なんて言いたくても
勇気が出なくて
今日もまた
いい人を演じている

画面越しのメッセージに溺れて

ネットの海を今日も彷徨い続ける

空の下の雲の隙間に恋が走り廻る黄昏

君の背中に耳を寄せて好きと呟く

初めて舞台に立った時頭の中が真っ白に
なって
客席からの声援が君でした
歌い始めは君に贈る言葉だった

君はいつも僕のサヨナラを
おはようって振り向くんだ

雨に負けないくらい
君の雲の上には太陽があるだろう
何でもいいじゃなくて
これがいいと想うまでうつ向かないで

限られた写真の中で
どれだけ遺せるだろう

どんな困難も勝って笑いたい
君との合言葉が“ありがとう”になるまで

君だけが見つからない
僕だけが映らない
そして二人は通り雨になった

君の季節ごと僕になればいいのに
名前を呼び合い和やかに過ごして
君は僕の季節にお引っ越し

君との冒険は二人だけの絶滅種だから

正解を探す旅に
正論の不快指数に
何度もうなだれて
動けないんだ