#強がり

叶った気持ちだけを恋と呼ばない

叶えたい願いは切なくて優しくて

この夜瞬き続ける、君へ、片想い

嘘を吐いて強がったあの日の涙は

きっとずっと誰にも知られないままと＿＿。

朝が怖くて落涙する真夜中に号哭し

泣き虫でも強がらなくても良いって

言ってくれた君が居たから救われて

誰も知らない自分の弱さ

強がって誤魔化して

隠し続けるしか無くなった

どうせ会えないのだから。

貴方の声も、香りも、笑顔も

忘れてしまったのだから。

大事にしていたはずの想い出も、

欠片だけになってしまったの
だから。

もうどうだっていい。


もう、どうだっていいはず
なのに。


貴方に会いたくて仕方なくて。

貴方のことをどうしても思い出したくて。

あの頃の想い出をもう一度鮮明にしたくて。


諦めたいのに、

叶わない恋なんて意味ないと
思っていたはずなのに、

ずっと変わらず恋してる。

神様、

永遠の幸せをあの人に。

永遠の愛を匿名で。

永遠の想いを誰かと。



もう1つ叶えてくれるのなら、

永遠に貴方を忘れさせて。

あの日の
時間・気持ち・想い・プレゼント
ぜんぶ ぜんぶ 返してよ

なんて 言わない

もう いらないものだから

ふたりの時間・分かち合った気持ち・
ふたりの想い・交換したプレゼント
ぜんぶ ふたりで作ったものだから

もう 意味がないんだ

在ったら少し幸せ

無かったら少し寂しい

それくらいのもんだよ

恋愛なんて

夏の足音がもうすぐそこに。

貴方はもう、新しい世界で

青春しているのかな。

私はまだ、貴方のいない学校が
寂しく感じて。

こんなに遠くなった貴方なのに、

心は全然目を逸らさない。

どこかで幸せになっていてほしいなんて、

ただの強がりだ。

でもいつか、心からそう思える
ように、

今はまだ貴方に一途でいよう。

背伸びして知った美しい世界も

見慣れてしまいたくはなかった

心のなかには、
まだ終わりたくない私がいる。
でも、どうにかする術はない。



ただ先輩を送り出すときに、
ちゃんとさよならが言えたなら、
それだけで。

繕って縫い合わせた糸

解けないように結んで

別に泣いてなんかない

ひこうき雲が揺れただけ

叶わない約束のままでも良かった

最後まで私の生きがいだったから

「好きです」なんて
口が裂けても言ってやらない。