はじめる

#強引

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全35作品・

今、ぎゅーってして欲しい人は

彼氏じゃない別のあの人…

ちょっと強引で言うこときついけど

なんか私を落ち着かせてくれるの。

Petunia・2019-05-31
恋愛
ポエム
彼氏じゃない
強引
ぎゅー



「ちゃんと…!死ぬからっ!!」




私は最期に空を見上げた。



満天の星に包まれている。



いい最後、だね。



私は、目を閉じて


男に倣うべく一思いに


足場の欄干を力一杯に蹴った。





【Looking for Myself分岐~にゃん編~“生まれ変わったなら”第二話】



バッシャーンッッ


耳にこだまするような音だった。



目の前の男が深夜の川に


吸い込まれるように消えた現実に


頭がついていかない。



欄干の上から


恐る恐る真下に目を凝らせば


水面に波紋が揺らめいている。



静寂


恐いくらいの静寂だ。



一体、彼はどうなったの……


さっきまで、


死を覚悟していたのに


人の命が消えたかもしれない


この現実を


心底、恐いなんて思う。




やがて、


ジャバジャバと水面が沸き立ち


ぷはっと、息づく音が聴こえた。


彼は余裕で、髪をかきあげる。




「い……きてた……」


腰が抜けるようだった。


頬は独りでに涙で濡れる。




彼は大声をあげた。



「おい、次はお前の番だぞ」


「え……?」


「死ぬんだろ、早く来い」


笑うような声だった。



ここから飛ぶ……。


どうしたことだろう、足が震えた。



彼は、囃し立てるように言い続ける。




「運悪く生き残っちまったが、俺は飛んだぞ」


「運が良けりゃお前は逝けるさ、ほら来いよ」



そして、肩上がりの声で嘲笑う。



「どうしたんだ、恐いのか?…お前、本当は死ぬ気なんかなかったんだろ」



「ちが、違うっ」



私は本気だった。


本気で死のうと思って


欄干の上に立った。



この人生が辛くて、


この人生を終わらせようと


新しい私に生まれ変わろうと


ここを飛ぼうと決意したんだ。




私は、苦しくなる程


大きく息を吸って


吐き出し


波紋をたたせる彼を


じっと見つめた。



「……馬鹿にしないでよ」



「おー?」



何処までも嫌な男…。


こんな男に私の本気を


貶されたくなんかない。




「ちゃんと…!死ぬからっ!!」




私は最期に空を見上げた。



満天の星に包まれている。



いい最後、だね。



私は、目を閉じて


男に倣うべく一思いに


足場の欄干を高く飛んだ。







バッシャンッッ


水面に叩きつけられたかと思えば


身体が一気に水中へ引き込まれる。



叩きつけられたからなのか


水の中にいるからなのか


息が、出来ない。



吐き出すこともままならない。


全身がとてつもなく痛い。



咄嗟に目を、開く。


ぶくぶくと


気泡が沸き立って


水面へとあがっていく。



苦しい、痛い
やばいやばいやばい
苦しい、苦しい、痛い




痛い、痛い、苦しい



死ぬ




死んじゃう






煉炭の時……そうだ


私、やっぱり


死にたくないって…


思ったんだっけ。





そんな事を考えながら


なんの抵抗も出来ず


意識が落ちていく


その時だった。





私の腕を男が引っ張り上げたのだ。



私は彼の力一つで


水面へと引き上げられてしまった。



「うぇ、げほ…っ」


息が吸い込まれるより早く


呑み込んだ水を嘔吐する。


冬に1000mを全力疾走した位


絶え絶えに呼吸する喉が痛かった。



死にたかったのに…


何度も何度も身体が生きようと


必死に空気を取り込んで


やがて声が出せるようになった時


私は私を助けた彼に当たり散らした。



「なん、なんで……!?なんで助けたのっなんで!」


「面白そうだなと思って?」


月明かりに照らされて


卑屈に笑う彼の顔が


網膜に焼き付いた。


血色の悪い肌。


死んだ魚のような目。


水のしたたる黒髪。


目元のホクロ。


心臓がうるさい。


「やっぱお前ピーチク面白ぇじゃん」



胸の高鳴りを


どこかへ追いやるように


私は彼に言葉を吐き捨てる。



「なん……って男!!」


「そりゃ、どーも」



動じない彼は

私を担ぐ形で

岸辺へ向かって泳ぎ出した。



「離せ、離せよっ!」


使ったこともないような暴言を


浴びせかけても


「威勢のいいガキ」


そう返される。



肩の辺りを思いきり叩いても


「蚊に刺されるより痛くねえよ」


と、悪態をつかれる始末だ。




岸辺に着いて降ろされる頃にはもう


私は抵抗する気を失っていた。



呆然と降ろされた、


堤防の斜面へと膝をつく。



彼は、何事も無かったかのように


置きっぱなしになっていた私物を


リュックへと詰めると


それを担ぎ上げながら私に尋ねた。





「お前、行く宛ては?」




そう聞かれて


ぐっと、下唇を噛む。



出ていけ、


父にはそう匙を投げられた。



帰れる家なんてもうない。



そう思えば


途切れるすべなく


涙が湧き出た。


その様子を見た彼は


「追い出されでもしたか優等生」


やっぱり私を笑いあげる。


「好きなだけ…笑って下さい」


私はひどく疲れて、


ポツッと一言だけ呟いた。



すると彼は、あー、と唸り


濡れて前に垂れた髪の毛を


かきあげながら


「しゃあねえな、泊めてやる、来い」


そう言う。




「は……?、何?」


「いいから、来いよ」


彼は、驚くほど冷たい手で


私の手首を無造作に引いた。




「いや。いい、いいです」


「気がかわる、行くぞ」



何処までも勝手気まま。


そんな彼の強引な誘い。


この細い身体のどこに


こんな力があるのだろうと思う程


強い力に導かれて私は


彼に着いてゆく。



全身ずぶ濡れの二人。


しかも私は


寝る間際の服装に


ブラもつけていない。


そんな格好をしているのに


彼はお構い無しで


人通りの少ない場所から


繁華街を抜けていく。




濡れて透けたワンピース。


飲み屋帰りの


おじさんたちの視線の的だ。



恥ずかしい…。



「お嬢ちゃんどうしたの?」


彼が掴む手首とは逆の腕を引かれ


声をかける中年男に思わず戸惑う。



「あ、…あの、えっと」


「可愛いねぇ、おじさんと何か食べに行こうかぁ?」



皮膚が腐ったような加齢臭と


お酒の臭いが混じり合う中年男は


事もあろうに頬擦りしようと


私に近付く。



「やっ…」



思わず身を引くと、


彼が中年男の胸の辺りをどんと押し


「俺の獲物に手ぇ出すな」


そう言って中年男を黙らせた。




見ず知らずの私と一緒に死ぬと言ったり


欄干から平気で飛び降りたり


貶したり、助けたり……


本音が全く見えてこない。



「ねえ、あなた名前は…?」


私は彼の後ろ姿に声をかける。



「……黒須世名」


くろす、せな……?


珍しい名前なのに


どこか聞き覚えがあった。


かと言って


こんなドラキュラみたいに


顔色の悪い男に知り合いはいない。



どこで聞いた名だったろう。


私が考え込むと


彼は卑屈に笑い言った。




「これだからガキは。人に尋ねておいてそれかよ」


「あ……私は……新山まや」


「へぇ、あらやままや…、早口言葉みてえな名前だな」


「……余計なお世話です」



足早な彼に着いていくのがやっと。


息を切らせて私は唇を尖らせた。

ひとひら☘☽・2020-03-31
幸介
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なんで、君は私の事を

気にかけてくれるの?

一緒に遊ぶ日があれば、

車で送ってくれる。

私は、自分で歩くって言ってるのに…

よく君は、皆からの足にされて

頼られてるけど

私は、そこまで落ちぶれちゃいないよ笑

それに強引って、LINEで言ったら

怒こられちゃった。

まあ、助かってるのは

事実なんだけどね。

なんか、プレッシャーがあるな…

なんて。

授業が始まったら、

お昼奢るって言ったけど忘れてそう…笑

君は、何とも思ってないんだろうけど。

私には、想い人がいるんだから…一応。

思わせ振りな態度は、止めてよね。

森のクマさん・2017-08-10
思わせ振り
何なんだ!
気持ち
気にかける
送り迎え(足)
強引

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たとえ強引にでも
愛を伝えてくれた方が
私は嬉しいな

向日葵 ヘッダーに好き&一言見てね!・2020-06-07
それだけでいい
強引
彼氏

本当はもっとあなたに引っ張って行って欲しいんだよ…

もっとギュッとあたしの手を握って

まだ知らない世界をふたりで見たいから

Mio Sosa🍭😄(プロフ更新中)・2020-01-26
強引
頼りたい






おーい、

ねぇ、愛花?

好きだよ…//

なんか馬鹿っぽいところも

ぜーんぶ含めて大好き///

俺と付き合ってほしい…







って、

拒否権あるわけねぇーだろ

ばぁーか笑

嫌、なんて言わないよね。?(黒笑)

嫌とか言ったら…

もう、どうなってもしらないからね。









愛花は俺の事好き…?

こゆきくん・2018-06-26
純粋
強引
愛花へ
リクエスト
ありがとう

放課後、あいつと他の友達にギターを教えてもらったけど…やっぱり上手く出来んくて…
私が弾いてる時にある子が「ねぇねぇ、俺(俺っ子)もやりたい!」って言ったから私からあの子に変わってギターを弾いてたんだけど…めっちゃ上手くて!!なんでも、お父さんに昔教えてもらってたみたいで…そりゃ上手いよね…
それからずっとあの子がギターを教えてもらってて、ついには「俺、ギター持ってるから(お父さんの)、もし、学校に持って行っていいって言われたら一緒に弾こうぜ!」…は?ふざけんなよ?友達にここまでキレたのは久々かも。
だって、人の練習時間奪いやがるし、しかもあいつに指とか制服の襟とか触ってもらってたし、一緒にギター弾く約束してるし…本当に意味わからん…
そういえばある友達がこんなこと言ってた
「まーさんが嫌う人とかよっぽどの人よね?」
はい、ということはあの子はよっぽどの人ということですね。嫌いになったわ。
本当にムカつく…明日どんな顔して会ったらいいんやろ。話しかけられたら話すけど…って感じにしよ。
でも、帰る時にあいつから「なんかカーディガンおかしくない?」って言われたから「え、どこが?全然おかしくないやん!」って言ったら「なんかカーディガンの止める位置が違うんだって!」と言われたけど分からんかったから「だから、おかしくないやん!!」と言ったら「あー、ちょい貸せ。」と言われてカーディガンをピッと引っ張ってくれて綺麗にしてくれた!強引で、ドsになったからめっちゃドキドキした!ここだけ嬉しかった!
なんかいずらいから(教室空いてないかな…)と思って教室に行ったら暗くて誰もいないかなと思ったけど、なんか動いた影が見えて「え、誰かいるの!?誰なん!?」と言いながら電気つけたら男子の友達がおったw 本当に心臓に悪いからやめてw
「どうしたん?なんでまだおるん?」と聞いたら「え、あいつ待ってる。」って言いながら多分モンストしてたw そーいえばあいつの机の上に荷物が置いてあったわw 「そーいえば、あいつと帰る方向違うよね?なんで待ってんの?」って聞いたら「んー…だって、早く帰らんでもいいし…」的なことを言ってたからもしこいつが犬だったらご主人に忠順な犬になると思うわw
そんなことを話してたらあいつが帰ってきたからみんなで教室を出て帰った。
あいつは男子友達と帰ったから私は1人で帰ってたけど、あいつと話せるように実はめっちゃ遅く歩いたし、途中スマホを何度も見ては止まって…と繰り返していたら「歩くの遅くね?」とあいつに声をかけられた!!「別にあんたに言われることやないやん!」とは言ったけど内心(きたー!っしゃー!)
って思ってたw それから2人で歩いて帰った!!
テストのこととか今日のこととか…めっちゃ楽しかった!!幸せやったわ!バスに乗る時、人がめっちゃ乗ってて(え、これに乗るの?)って思ったけど(あいつも乗るし私も乗ろう)と思って乗ったけど…めっちゃ狭かった…だから、あいつとめっちゃ近かった!!これも幸せやったわ!
あるバス停の時にめっちゃ人が乗ったり降りたりして大混雑やった…
その時に「移動した方がいいな」と多分独り言言って空いてる場所に移動したらあいつも移動したから嬉しかった!!なんかめっちゃ近いから本当に緊張した!!!
私が降りるバス停に近づいた時、「人が多すぎて降りれんかも…」ってあいつに言ったら「大丈夫やろ。すいません って言って降りたらいける!
それに、まーさんの降りるバス停は他に誰か降りるから多分大丈夫。」って言ってたからそれを信じてたら、本当に3人?は降りる人がいてすげぇって思った!それから「じゃーね!」って言って私がバスから降りた…
またこんな日が来て欲しい!!!幸せだった!

まさき✩*॰・2018-11-07
愚痴
好き
片想い
嫌い
一緒に
強引
ドSセリフ

昨日のボランティアで物を強く掴む時、なんかよく持ち方が分からんくて私が変な持ち方をしていたらしい…そしたら、「おい、そんな持ち方しなくてもいいだろ。」と言われたけど、どうやって持ったらいいか分からなくそのままの持ち方でいると、「だから!こうだって!」と手を取られて、ちゃんとした?持ち方を手を取られながら?教えてくれた。
ちょっと強引&ドsで結構ドキドキした…
ボランティアのあと、食事が出されてとても美味しかったし、めっちゃ楽しかった!
なんか、あいつとめっちゃ話していた時に、周りの人が沢山笑っていたし、ある人から『君たち漫才してるみたいだね!』と言われた。 私がボケで、あいつがツッコミらしい…
色々あったけど、昨日は本当に楽しかった!

ゆうま・2018-08-11
強引
ドS
片想い

優しいだけじゃなく

時には少し強引さも

頼りになるよ?

Mio Sosa🍭😄(プロフ更新中)・2020-01-16
強引

「一緒に帰ろう」って

君は誘ってくれた

だけど私の答えはあいまい…

そんな時は強引に手を取って

君の隣に連れてって

ポニーテール・2018-11-21
一緒に帰ろう
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強引



あの時 あの場所で

あなたに出逢ってなければ
あなたに触れていなければ

こんな風になることもなかった。


強引なあなたを意地でも
受け入れていなければ


ねぇ…
出逢った意味があると言うのなら
今、私に教えてよ…

y・2018-10-21
出逢った意味
強引
教えて下さい

少し強引な君の行動が
嬉しいと思ったのは変ですか?

❥❥璃飛❥❥・2020-10-09
強引

私には*初めて*の彼氏がいる。

でも "ぎゅー"も "ちゅー"も "xxx…"も
*初めて*はあなたではなく、別のあの人だった。

最初はその人にあなたとの恋愛相談に乗ってもらってた。
でも、あなたと会ってないこの3ヶ月があまりにも長すぎて、
そしてある日その人に
「"会いたい"って言ってくれない彼氏って
付き合ってる意味あるの?」って聞かれて
私は何も答えることができなかった…

そして強引に"ぎゅー"されて
強制的に"ちゅー"された。
はじめは必死で抵抗してたけど、
涙が止まらなくなって受け入れてしまった…

それから頻繁に会うようになって
無理矢理"xxx..."されそうになって
それはさすがにダメだと思ったけど、
優しい言葉かけられてまた泣いて
結局また受け入れてしまった…

そしていつの間にか
【不安】が【幸せ】に変わってた。

こんな私でごめんなさい。

Petunia・2019-06-09
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hana・2019-06-25
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