#心做し

ねぇ、もしも すべて投げ捨てられたら

笑って生きることが楽になるの？

また胸が痛くなるから

もう何も言わないでよ



ねぇ、もしも 全て忘れられたなら

泣かないで生きることも楽になるの？

でも、そんな事 出来ないから

もう何も見せないでよ




君に どれだけ近づいても

僕の心臓は 一つだけ





酷いよ 酷いよ、もういっそ僕の体を

壊して 引き裂いて 好きなようにしてよ

叫んで 藻掻いて 瞼を腫らしても

まだ君は 僕の事を抱きしめて離さない

もういいよ




ねぇ、もしも 僕の願いが叶うなら

君と同じものが欲しいんだ

でも 僕には 存在しないから

じゃあ せめて 此処に来てよ



君にどれだけ愛されても
僕の心臓は 一つだけ




やめてよやめてよ、優しくしないでよ

どうしても 僕には 理解が出来ないよ



痛いよ痛いよ、言葉で教えてよ

こんなの知らないよ

独りにしないで





酷いよ酷いよ、もういっそ僕の体を

壊して 引き裂いて 好きなようにしてよ

叫んで 藻掻いて 瞼を腫らしても

まだ君は 僕の事を 抱きしめて離さない

もういいよ





ねぇ、もしも 僕に 心があるなら

どうやって見つければいいの？

少し微笑んで君は言う


『それはね、ここにあるよ』

深夜零時

己の醜さが心做しか

美しく見えたのは

きっと見間違い

君にどれだけ近づいても

僕の心臓は一つだけ＿

君にどれだけ愛されても
僕の心臓は一つだけ

ーねぇ、もしも僕の願いが叶うなら
君と同じものが欲しいんだー

太陽みたいに明るい君の


その裏の涙が光っていた＿＿








『私ね、もう駄目みたい』



何もかも受け入れたんだと君が笑う


気づくことが出来なかった


君の笑顔を疑わなかった


そんなの全部全部僕のせいだ



『自分、責めてんじゃないよ？

こうなることは分かってたんだから』



口角を無理矢理持ち上げて


今にも泣きそうな顔で君が笑う



『私はこれでいいんだ』



嘘だ、そんなの嘘だ


ほんとは生きていたいんでしょ？


もっとこの世界にいたいんでしょ？


君の本音なんて全部分かってる


まだ生きていけるって


思いきり笑えたあの頃の君を


僕はずっと見てきたんだ


なのに


僕はどうしてこんなにも無力なんだよ



『ほら、泣かないで』



君が僕を抱き寄せる


ああ、ほらまた


また僕が慰められてる


いつだってどこでだって


いつも僕は弱いだけなんだ



神様なんて信じない


君をこんな目にあわせているなら


僕はずっと神様が嫌いだ


でも


それでも


ひとつだけ、ひとつだけ。






ねぇ、もしも僕の願いが叶うなら


君と同じものが欲しいんだ


でも僕には存在しないから


じゃあせめて此処にいてよ



『心做し』

心做しを聞くと辛い時
泣きそうになるよね

辞めてよ 辞めてよ

"優しく"しないでよ＿＿＿＿＿

どうしても『僕』には

理解が"出来ない"よ＿＿＿＿＿＿
￣￣


痛いよ 痛いよ

『言葉』で"教えて"よ

こんなの知らないよ

"独り"にしないで＿＿＿＿＿＿

ねぇ、もしも全て投げ捨てられたら
笑って生きることが楽になるの？
また胸が痛くなるから
もう何も言わないでよ

ねぇ もしも 全て投げ捨てられたら
笑って生きることが楽になるの？
また胸が痛くなるから
もう何も言わないでよ

ねぇ もしも全て忘れられたなら
泣かないで生きることも楽になるの？
でもそんなこと出来ないから
もう何も見せないでよ

ねぇ、もしも全て投げ捨てられたら
笑って生きることが楽になるの？
また胸が痛くなるから
もう何も言わないでよ

ねぇもしも全て投げ捨てられたら


笑って生きることが楽になるの？


また胸が痛くなるから


もう何も言わないでよ

酷いよ酷いよ、もういっそ僕の体を

壊して引き裂いて好きなようにしてよ

叫んで藻掻いても瞼をはらしても

まだ君は僕を抱きしめて離さない

もういいよ


ねぇ、もしも僕の願いが叶うなら

君と同じものが欲しいんだ

でも僕には存在しないから

じゃあせめて此処に来てよ


君にどれだけ愛されても

僕の心臓は一つだけ

もういっそ 僕の体を

壊して 引き裂いて

好きなようにしてよ。

叫んで 藻掻いて

瞼を腫らしても

まだ君は 僕のことを

抱きしめて離さない。

ころんくんの心做し聞いてたら涙止まんない。