#思えたら

吐息(といき)白く朝の道は 雪化粧に広がる白き道


一点の跡も無く白の道は続いてる



人の未来(あゆみ)といっしょだね

未来なんて白い雪景色の様だから



自分の選択(けつだん)で 足跡にも泥混じりにも


変わってゆくものかも知れないね



誰にも未来(さき)の事など 解(わか)る筈(はず)もないから



だから....

喜び楽しく嬉しい時もあり

悩み苦しみ辛い時もある


のかもしれないね



でもね


誰もがね 同じだから



そんな風に思えたら...




いいのかもね

人は人が独りになることに
"孤独"と蔑(さげす)む

人は人が独りでいることに
"孤独"と嘲笑(あざわら)う


人は独りになることに対して
人は独りでいることに対して


勝手に

哀れみで見下し同情心で接してくる
冷めた目で見透(むす)かし距離をおく



実は違うって思うことに
目を向けようとはしない


人は誰だって


独りになりたい時もある
独りでいたい時がある


人だからね


"独り"が必要な時がある
"独り"が必要な時もある


誰でもね


自分を"知る"ために

そう思えたら...



そんなものなのかもね

春夏秋冬の四季の移ろいに欠片達が擽(くすぐ)りだす


時代(とき)の移ろいはその時々で変わるけど
何時の時代(とき)も欠片達は跡を残していく


人には人の数だけ色んな
時代(とき)と季節(とき)があり

その時代(とき)と季節(とき)に人はね
"欠片"を残してくるの

思い出の欠片をね


何気ないことも 他愛もないことも
楽しいことでも 悲しいことでも

そして特別なこともね


誰もがね


でもね


欠片達は作るものじゃないから

欠片達はあなただから


あなたの過ごした時間(とき)が
欠片(おもいで)になったもの


だから

人は移ろいを感じると
欠片を思い返すのかもね


そう思えたら...


だといいのかもね

君が疲れたとき空を見てみて

マジックアワーの空を想像するの

綺麗って上向いて自転車こいでた夕方

ほら、思い出したでしょ？

田んぼに落ちた私のこと

助けようとした君の荷物も落ちて笑ったあの日

夜空を流れて落ちる星は何を思う

光りの尾びれを輝かせ何をみせる


人は夜空の星を見上げ涙を


人の涙は思いの色々

感情に流され流れ落ちる
感情の溢れで流れ落ちる
感情が切れて流れ落ちる


涙はもしかしたら

現実という残酷を

和らげているのかもね



そんな風に思えたら

楽になれるのかな




悲しみの涙じゃなく


涙の悲しみに

自分を他人と比べる
自分には無いと思い知った時

自分を卑下にする
自分には出来ないと感じた時

自分を否定する
自分が未熟だとわかった時


自分を思う時...
未熟... 無知...




だから


自信も 勇気も 進むことも
出来なくなる



でもね


誰だって経験あること

誰にだって...



ただ

1つ 知ってほしい


"あなたは自分に向き合える人"



そう思えたら...



いいのかもね

涙が溢(こぼ)れ落ちるとき


涙 悲(かな)しみ 涙 歓喜(かんき)

涙 寂(さび)しさ 涙 嬉(うれ)しさ

涙 憤(いきどお)り 涙 感動(かんどう)


涙は様々(さまざま)

涙の数だけ"思い"があるから



涙には溢(あふ)れ流すことで
伝(つた)わることも

涙には溢(こぼ)れ落ちて
癒(いや)されることも


涙には流すことで救われることもあるから



だから



あなたの"涙"は尊(とうと)いのかも




そう思えたら...




いいのかもね