#救い

君に救いを求めることを躊躇するのは

君も救いを求めているからなのだろう

朝が怖くて落涙する真夜中に号哭し

泣き虫でも強がらなくても良いって

言ってくれた君が居たから救われて

広く繋がっている空は

平等に人を救うが、

同時に人を苦しめる。

『キミが思ってるより僕は空っぽだよ』

救いを求める言葉を閉じ込めたから

代わりに涙が零れて壊れたのは仮面

僕には『救いの光』なんて見えないよ

君が誰かさんを救った言葉は

僕を傷つけた言葉でもあった

　辛いと言えず、涙も流せず　

　蓋をしてきた僕の過去で　

　君は簡単にも泣いてしまうから　

　少し苦いような過去の想いも　

　どこか遠くで
　
　笑い飛ばせそうな気がしたんだ。

色に嘘をついた

あなたは

練られる事によって

裁かれる。

それは

裁きであり

同時に

救いでもあるのだ。

君のその視線だけが

救いでした

君の代わりに砕けた心は

今だって救いを求めてる

チョコレートを
もらえなかった
亡霊たちが
今夜だけは
饒舌になったとしても…
あなたには
見ないふりをして
許してあげてほしいのだ。
見ないこと、
そして
練らないこと…
それが
彼らにとっての
罰であり
救いなのだから。

明けない夜はない

その言葉が救いでもあって
棘でもあるの

傷心の果て 辿り着いた電子の海に

たゆたう君の脳味噌

痛いのって

ほんとは怖いものなんだよね

でも、どうしてかな

自分にはそれが救いだった

鈍く響く感覚

じわりと広がる熱

肌の奥で泣いてるみたいな痛み

それが

生きてるって言ってくれるから

誰にも触れてもらえなかったのに

この痛みだけは

わたしに正直だった

愛されたことなんてなかった

でもこの傷は

わたしのことをちゃんと覚えててくれる

赤く滲む瞬間が好き

ひりつく感触が

心の隙間に優しかった

わたしにとって痛みは

ごほうびだった

わたしがわたしを

許せる唯一の時間だった

だから　今日もまた

誰にもバレないように

わたしだけの愛を

そっとひとつ

咲かせたんだ