#救われたかった誰かの話

バカみたいに笑って、

馬鹿みたいって嗤った

どうしようもないくらい

独りは寂しくて、1人が楽だった

夜に咲く花を僕は知ってる
けれど、夜に嗤う君を僕は知らない

嗚呼、夜よ
君が嗤う夜よ

明けない夜を僕らに、
↪➷ﾋｶﾘ
希望の星を与えておくれ

幸せって笑える日は、来るのだろうか

消えないで、待っていて

海の夜空に溶けた君を追いかけて
僕も海の空に飛び込んだ

哀の涙が枯れるまで
愛を欲して叫ぶんだ

どうか許しておくれ
君を愛することを

どうか赦しておくれ
君の幸せを願えないことを


どうか笑っておくれ
君を想い続ける僕を

どうか嗤っておくれ
ボロボロの僕を


＿＿さぁ、いよいよ幕が上がる

どうか君が今夜、
「生きたい」と唄う夜になりますように

君に会いに逝くから
君も僕に逢いにきて

大人になっていく自分が1番怖かった

海の向こうへ逝った君に

僕は何度も問いかける

「それで幸せになれましたか」と＿＿

夢に溺れて苦しくなって＿＿

それでも光を望むんだ

躓く回数は減ったけど、
立ち止まる時間が増えたの

苦しいと謳っても、
誰も気づかないから
もっと苦しいの

大丈夫じゃないを丸裸にしたら

きっと誰も寄り付かなくなるから

空の青さが

僕の心の曇り空を

受け入れてくれない