#春

貴方に恋に落ちた時の

私がきっと1番輝いていたんだ

君に恋して2年
季節の移ろいと
深緑の香りを残して
情恋は幕を閉じた

桜が雨に降られ儚く散る
それは叶う事の無かった
淡い恋のようで

心に雨が降っていた私に
君は太陽を照らしてくれた

何だかんだ言って
結局は君が好きな事に
変わりは無い

この先もきっと
ずっと好きな人は貴方だけ

雲の流れは激しく次々と表情を変える空
人でも飛べるんじゃないかと考えさせる春一番
辛うじて地に足を付けている
そんな弱い私は真っ直ぐに歩けない
風に遊ばれるまま、フラフラと寄り道をする
建物の影にホッと息をつき
下げた視線が風の当たらない綿毛を見つける
この子は春一番を求めている

やさしい光に包まれて

花も人も夢を見る✿*:･ﾟ

周りの視線を避けるように

必死に走り続けていたから

本当の夢を忘れてしまった

春の時期は幸せに感じる
新しいことが始まる気がするから。

だけど、
桜が散るにつれて
心がうつになるのはなんでなの

桜の花弁

中学校ではあなたは

他の子を好きになったのね

二人並んで笑う誰かを見て

あれが私達だったらなんて

不意に想像してしまうんだ

新しき一歩は春を待つ
常に青い杉のように大きく

桜の花弁が舞っている今日

中学校に張り出されたクラス表

私と彼はまた一緒になれた

嬉しいな、

「これからもよろしくね」

凍えた冬止まらない涙

気分が塞がり

何もかも投げ出したくなった

春がきて心も温まる

季節が味方してくれるかのように