#最初で最後の恋

君を見つめて

君と語り

君と別れる

君と最初で最後の恋をした年

もう二度と会えないけれど

幸せになって欲しいな

なんて嘘だよ

本当は幸せになんて

なって欲しくない

もう一度、きみに会いたいな…

キミの良い所に

「優しさ」もある

誰に対しても優しいキミ

その優しさにちょっと嫉妬しちゃうな＿＿。

君じゃないのなら何もいらない。

君のせいで毎日眠れない。

だから責任取って僕と付き合って。


…って言えたらなぁ。

いつのまにか僕の隣にいた君。

話題が尽きなくて

ずっと笑わされていた僕。


でも次は僕が君を笑わせる番だ。

君を絶対に幸せにするから



僕を、君の隣に。

「月が綺麗ですね」

十五夜だから言える気がするんだ。

トリックオアトリート！

って君に言ったら、どっちを選ぶのかな？

トリックなら突然の告白は悪戯になる？


…なんて妄想したって、

君に会えないことくらい

数年前からとっくに知ってるさ。

君と二人きりで

海にでも行きたいな

そんでもって波にさらわれて

深い海の中 君と心中したい

いつ会っても恥ずかしくないように

毎日筋トレや肌ケアをしている。


もう5年以上会えていない人の為に

努力するのは馬鹿らしいかな？

歳月は人を変えてしまう。

身体だけでなく心も。


僕が恋した昔の君が

もういないことはわかっている。


わかってはいても愛してしまう

僕はどうすれば良い？

席が隣になってから

部活も同じで、委員会も同じ。

挙げ句の果てには、くじ引きで決めた
卒業制作のペアも君。

君とは特別な縁で繋がってるって
本気で思った。

けれど卒業以来、一回も君に会えていない。


勝手に縁を感じただけだったな…

秋は切ない恋の歌が多いように感じる。

昔は「女々しい」の一言で一蹴していたものに

今や同情や同意に近い感情を抱く。


恋ってこんなに辛かったんだね。

眼鏡をかけていた君。

街中で眼鏡を見ると期待してしまう。


君の姿を一目でも見たいと思う反面、

僕の姿を見せたくないとも思ってしまう。



…恋とは難しいものですね。