#泥棒猫

私は私が欲しいものを
知っているの
それは「あなた」よ
心にもないお世辞は
もう辞めるわ
私はそれに見合う女だもの
もし私を嫌いだとしても
心配しないわ
私はあなたをよく知っているから

私の目をしきりに避けて
君の気持ちを私にどんどん隠して
私から逃げて
閉じた目を開ける時、
浮き上がった時
あなたは私の物になる

あなたは私を感じられる？
君が私の為の人だと信じるの
私の為のくすぐったい言葉は、
何もしなくても君は、
そしてあなたは、
私をよく知っているから

あなたの耳を塞いでも
遠くに突き放しても
私から離れたとしても…
私はまたあなたを呼べば
あなたは私の声を聞く。
そしてまたあなたは、
もう1回私の物になる

あなたはもっともっと言うのね
全然止まれない
だからもう１度
私はもっともっと一緒にいたい
止まるのはもっと嫌い
だからもう１回

私は元々欲張りなの
知らなかったらごめんね
先に謝るわ
もっとあなたが欲しいから
意見は必要ない
盗むよ　あなたの心
私を私を惚れることになるわよ
「いいえ」なんて言わないわね
私は泥棒猫
今日だけは
あなたを捕まえに来たの
だから待ってて
遠くに行かずに私はいるよ

私が今まで彼女に話さなかった
この話をした後、

この流れにのって彼女も秘密を
言おうとしてました






彼
｢ネットの世界に入ったのも、○○
(私達が出会ったゲームの名前)に
入ったのも人助けがしたかった｣
私
｢ほうほう…｣
彼
｢でも君は出会った時から何かある
っていうのは分かってた…うん()｣
私
｢oh…()｣
彼
｢それを確信なものにしたくて
お付き合いしたって言ったら､怒る？｣





嬉しかった。
例え確信なものにしたいから
といえども、助けようとしてくれた
ことは変わらない


貴女が意識していなくても
貴女の言葉に私は既に何回も
救われてる。


それなのに、
意識してまで助けようとしてくれた
貴女が、優しすぎて…


彼女にはまったく怒ってないこと、
嬉しいことを話した。
2人してとても安心した。


そして会話はまだあります。





彼女はこう言いました


彼
｢…嘘がね、2つあるんよ｣





1つ目はここでは省きます。
2つ目の嘘は、


女性ではなく男性だということ。





正直、君のもう1人の恋人様が
｢くん｣をつけて呼んでしまった
あの11月。


そして、彼女…いや、彼自身が私に
｢全部嘘だったらどうする？｣


そう聞いてきた時があった。
その2つが頭の中でくっついて、


｢あれもこれも、今は秘密なだけで、
違うところがあるのかもしれない…｣


微かにそんなことを考えていた。






だから私は、
それに関してはもう気づいてたこと
を話した。


もちろん、
あの11月に君のもう1人の恋人さんと
話していただなんて、
言えなくて隠してしまったけれど…






その後彼は


｢あー…自分消えた方がよいですね
ありがとうございましたー()｣

｢よくひかなかったね…？｣


と言ってきた。






ひいてないし、むしろ大好きは
時間をかける度に大きくなってく。


大好きだから、とにかく離れたく
なかった。離れたら絶対後悔するって
わかっていたから。


｢例え君が男性だとしてもネットじゃ
外見は分からないんや。私はゲーム
内での君の言動にひかれたんや。

…まぁ、いわゆるよくある言葉だと
中身に惹かれたってことやな｣






君にはもう1人の恋人様がいることを
知った日、あの日から別れることを
いつもいつも考えていた。


その方がきっと、2人は幸せだから。


私といるより、あの人といる方が
貴女はきっと幸せだと思ってたから。





でも、





私は彼の言葉を信じることにした。






私は貴方と別れることを
やめることした。


もう1人の恋人様からしたら
私は泥棒猫なのは分かってる。


でも今は、前より彼の言葉を信じて
いつか来るかもしれない別れ話
を私は待ち続ける。


ただ今は、嘘でもこの関係が
ずっとずっと続いて欲しい…
ただそれだけを、私は願います…

嘘つきって
泥棒の始まりなんだって
だったら
貴方ゎ大泥棒で
まわりに
こそ泥がいっぱい
そのこそ泥に
私もきっと
あの泥棒猫って言われてるんだ

君のハートを奪うためなら

泥棒猫にだってなってやる