つぅ・2018-09-02
浴衣デート
今は亡き彼女との、
夏祭りに浴衣を着て、
花火を見たことを思い出す。
いつも見ていて、
動きづらそうだなって思ってた。
でも、いつも以上に、
綺麗だなって思ってた。
ちょっとの段差でつまずかないか、
人混みのなかで暑くないか、
歩くペースは大丈夫か、
食べたいものはなにか、
行きたい場所はどこか、
心に残る思い出になっているか、
浴衣姿を見ると、
余計に細かいところを意識してた。
普段気にしてないところを見たり、
新たな仕草も分かったり、
彼女のことを1つずつ着実に、
知っていけた。
こういう目で見れば見るほど、
もっと○○したかった、
○○しとけばよかったと、
最後は、後悔だけが心に残った。
日頃から彼女のことを、
本気で向き合って知る努力。
これは、男の最低条件だと、
改めて思った。
女性は、
優しいとか格好いいって言ってくれる。
男性は、
それに溺れ甘え、
彼女の事を見なくなる。
側にいるとか、
優しくするとかそういうレベルじゃ、
彼女は満足できない。
側にいる。
付き合ってるから当たり前。
優しくする。
人として当たり前。
そんな誰にでもできることでは、
彼女を守りきれない。
彼女にしかないもの、
それを沢山、見つけて、伝えて、
共に同じ時間を過ごす。
それが大事だと、
亡くなった彼女を見て感じた。
今彼女持ちの彼氏さん。
これから、告白しようとしてる男性人。
俺みたいに後悔しないように、
しっかり本気で彼女を掴んでいて。
彼女のことを一番理解してあげて。
彼女を知るってことは、
好きな食べ物、音楽、テレビとかを、
把握することじゃない。
本当の知るって意味は、
もし自分の目の前から消えたとき、
後悔1つもなく、付き合って良かったと、
彼女に向けて素直に感謝できる状態。
後悔がないと言うことは、
したかった事が全てできてる。
それは、彼女のことを知っておかないと
できないこと。
今、消えても後悔しない❓
自信を持って、
したいことをさしてあげてる、
したいことができてる。
そう思えた時が、
知ってるって言える。
そういう覚悟を男は持って、
しっかり支えあって、
付き合っていってな。
知るということは、簡単じゃない。
だからこそ、
本気で彼女と向き合っていく。
まずは、そういう気持ちで、
向き合うことが大事じゃないかな。
彼女に感謝して、
ちゃんと見て知ってあげてな。
決して、彼女が居るのは、
当たり前って思わないでね。
お祭りまでまだ時間あるね
あたしたちふたりきりだね
河原の斜面に腰掛けて
ふたりでアイスでも
食べてる午後3時
お祭りはじまるの
夕暮れからだし
今から歩き回るのも
そーいや○○ちゃん
足指綺麗だね
あたしも塗ってくればよかった
先輩は、何味のかき氷が好きですか。
先輩は、お祭り好きですか。
先輩は、りんご飴好きですか。
まだ私は、先輩のこと、何も知らない。
だから、教えてください。
あなたの全てを。
横目でちらりと浴衣のカップルをみて
頭の中で顔の見えないアナタと
浴衣を着て出かけられたらなぁと
1人で考える
こんな浴衣着て欲しいなぁ
こんな格好して欲しいって言われるのかなぁ
っと独り身のおっさんは電車に乗りながら
妄想しながら1人でニヤニヤ
あっ、どっかの子供連れに変な顔された
ここではやめとこっと思ってスマホに目を移す
そんな時横に1人の浴衣美人
すごく羨ましい
彼氏さんが羨ましい
あー俺も浴衣美人と……
そんな出会いはない
ただ、顔の見えない浴衣美人が
いろんな人の顔になる
自分もいつか……
とスマホを使いながらまた妄想に明け暮れる
あの日から1ヶ月以上も経った
あっという間に
日々が過ぎ去っていく
ねえ、今も貴方のこと
想っているよ
こんなにも大好きなの
運命の赤い糸の人
だったらいいのに
いつになったら会えるかな…?
一緒にお祭りデートしたいな~
その時は浴衣着てー、
手繋いで歩きたいな~
いつか絶対行こうね!
好きな人と、行く夏祭りって
ほんと特別だし
一生の思い出になると思う。
だから、夏祭りに一緒に行きたいです。
あともう1つ、
ずっとずっと君が好きです。
空に咲く満開の花
私の隣に
満開の笑顔の
あなたがいたら
何も言うことはないのに
あなたと出逢えてよかった
あなたを好きになってよかった
あなたを愛してよかった
あなたでよかった
これからも…ずっと
あたしと一緒にいてね
わたしの手が、君の手に当たった。
そしたら君は、パシッって
ちょっと強引に手を繋いだ
びっくりして君の顔を見ると、、
ちょっとニヤッとしてた。
幸せそうに微笑む貴方を撮りたい
でも、私には撮れない
この想い、どこに行けば良い?
もうすぐダンスのイベント
お祭りで踊るんだ。
浴衣デートは無理かもしれない。
でも一緒に回ることは
できるかな?
貴女と旅行
全てが楽しくて
色んなカフェにいって、料理や珈琲を飲んで
贅沢な時間だった
一番印象的だったのは浴衣を着た君の姿
あまりにも美しく
心奪われた
きれいな君をいつまでもみてたくて
写真に残す
大事な写真が1枚増えた
いつか私も好きな人か
彼氏と浴衣デートしてみたいな