#消えたい

大人になって痛いほどわかる

「そんなの社会じゃ通用しない」

「夢の国に観覧車は無いからね」

喧騒の中で君が教えてくれた。

私よりあの子が好きなら

貴方とはもう関わりたくないの

睡眠時間を削って君に寄り添っても

私が辛い時には眠いからって寝るのにね

私の好きなんて

参加賞程度なのにね

君の毒なら喜んで飲むよ

だから君も

僕の毒に侵されてよ

あのね夜が明けないの

ううん太陽のことじゃなくて

私の心の話なんだけどね

刻んで混ぜることが料理なら

心も切ってぐちゃぐちゃにしたら

誰かが笑ってくれるのかしら

他人と比べられるのが嫌で
皆と違うものが好きなだけなのに
こんなに生きづらいのはどうして

空の色に反射する海は

いつも空の顔色を伺ってる

晴れたような笑顔を見せているけれど
本当の私の心はずっと雨模様

演じることに疲れたこの世界に
さよなら、と別れを告げて

立ち止まったって良いんじゃない

いつも頑張ってきた足跡がそこにはある

また進みたいと心から想えた時歩けば良いの

苦しみを愛してる人は

それ以外の選択肢がなかったのよ

君が泣きたい時は部屋を暗くして

優しく抱きしめて背中を撫でるから

大丈夫って強がらなくてもいいんだよ