#消滅

誰かを

忘れるというのは

アドバイスも

音楽も聞こえず

寝落ちして

起きたときみたいに

記憶が薄れていること

痛みも罪悪感もないのが

忘れたサイン

一度、躓いて。

ヒビが入ったけれど、
起きて、走り出して。

また、躓いて。

ヒビが入って、
割れた。


ここは、薄氷の上でした。

盗んだ言葉や借り物の想い

所詮言葉以上の意味はない

泡沫に在りし形だけの代物

泡みたいに
消えてしまえたら
どんなに楽なことだろう

自分から『全ての辛さ』を
消滅させてしまいたい

手に入れた光も
いつか消えてしまうのなら
いっそのこと
手にいれなければ良かった

あなたがいなかったら

あたしの愛はどこへ向かうのだろう

居場所を失って消滅してしまうかな

コロナを消滅させる

魔法があればいいのに、

「君」への”愛”は
いつの間にか
”哀”となり
消えていった

死にたい？いえ、違います。


消えたいんです。

私がいると誰かが傷つく

消えたい世界から消えたい

もう誰かを傷つけたくない

悲しませたくない

この世界から私を消したい

塵となって芥となって風に舞え

死にたいんじゃない

消えたいんだ

姿かたちではなく

全ての人の記憶から

抹消されたいんだ

死にたい訳じゃないけど、

どこか遠く、私のことをみんなが忘れて

「私」という存在ごと消えてしまいたい。

死ぬのは怖いから、

痛いのは嫌だから、

もう誰にも気づかれず

自分ですらわからない状態で

消滅したい。



なんて思ってみたり

君と居る時だけ
この世から
時間という物が
消えている
気がする