ハルユー・2023-09-20
点滅する鼓動
忘れてたときめきを
夕映えに見つけた
あの頃
心の聲を素直に声に出せてた
戸惑いもせずに…
私の生命が煌めいてた時
いつもキミの笑顔が
隣りにいたね
あしたが見えないことに
ため息つく日々
秋の風は雲のカタチを変えながら
季節を追いかける
世界はこうして
一刻一刻変化してゆくんだと
気がつけばまた
新しい季節の中にいる
自分がいて
また風を見送る
いつか虹色の雲が見えたなら
明日を生きようと
笑えるだろう
私の世界はまだまだ広がるはず
トキメキはいつだって
目を凝らせば
すぐそばで微笑んでる
孤独になりたくて
ただひとり
星が瞬く夜の街へ
ひとりぼっちはきらいなの
そう ゆびさきは求める
あなたの言葉の無い
温もりだけを…
独占欲を知られたくなくて
創り笑を見透かされながらも
いい子を演じてる
私をワタシは壊したい
宵闇の街
見知らぬ声に
怯えながらも
あなたの姿を探して
あなたはワタシを知らない
ホントのワタシを知ろうとも
しない
ナミダ流す私なんて
気づきもしないまま…
今年もこの鮮やかな
燃える景色に心を隠して
友達の笑顔で心を隠して
信号の先に
キミの姿見つけた
すれ違うだけの二人に
なってしまったね
私たち
一緒に渡ることもなくなった道
それでも街は 時間は
また動き出す
新しい流れの中で…
泣かないで生きられたなら
すべてを寛容に受け入れられるなら
こんなに苦しまないのに…
なんて
自分と誰かを比べて
自分を責めて
誰かのせいにして
そんなことでキモチのバランスを
とってきた
ただの自己満足
今ここで全ての記憶が消えたなら
ワタシを知るひとのいない街へ
いけたなら
どうしようもないことを
妄想している
どうにもならないとわかってるのに
生きることが苦しい
胸が痛い
この痛みがいつか
ワタシをまた少し優しくして
くれるのかな
人として 生きるものとして
温めて…
あなたの温もりを
少しだけでいい
私にください
私が、
あなたにあげられるものなど
何も無いけれど
あなたのそばに
振り向けば必ず私は
あなたのそばにいるから
どんな時でも
味方でいるから
泡のように
消えてしまうことが出来るなら
誰も傷つけずにすむのに…
何よりも
なんの思入れもなく
去ってゆける自分であれば
微笑んで自分を許してやれるのに
もう、憎むことも
逃げ惑うことにも
疲れてしまった