#理想

仮面を被れば

きっと楽に生きれる

”理想の自分”を演じて

それを本物にして

すれ違いと寄せ合いを繰り返して

私と君で新しい色作って染まろう

背伸びして掴んだ恋が愛に変わる頃に

足が疲れて手放すなんてことがないように

好きな人にこそ自然体な自分で接したい

サラサラと手から零れ落ちる幸せ

手の下にできた山よりも

手の中に残った温もりを抱えられたら

ハグの日だからと奮発した特別な愛ではなく

毎日お裾分けする当たり前のような愛を

誰かの心に届けられる人になりたい

練り方も分からない年寄り社員からの指図を
なぜ公認ねり士の僕が受けなければならないのか。
前はそう考えていた。
あの頃の僕は、プライドと理想だけが高かったのだ。

貴方に逢える 不自由 な世界の方が

自由 だけど 孤独 なこの場所よりも

煌びやかに感じたの。


だから私は自分を犠牲にしてまで

貴方の元へ飛びこんだのよ

もしも来世があるのなら

貴方と並んで歩く為だけに

産まれ生きてみたいのです

何もないけど､何もないから
せめて頼ってもらえる存在になりたい

将来は人を救える人間になりたい。

この目で状況を確認して

私の口で指示を伝える。

そして、人々を安全に導く。

その飛行機に乗っている旅行客や

仕事の用事。その他の理由で

この空港を使う人達は

当然のようにこの空港におりてくる

そんなあたりまえを

あたりまえにすごせる人達を

見送れる職業につきたい。

本当の自分が分からなくなっていく。

気持ちを抑え込まないと、爆発してしまうから、

でも、何も出来ない自分がいるのが嫌で

誰かを頑張っているのを見る度に

なんで僕はこんなに頑張れてないんだろうって

もっと頑張らなくちゃいけないのに

できない自分が嫌だし、そう思ってるのに行動しない自分も嫌で

実は怠けなんじゃないかって思って

もっと頑張って、もっと我慢して

理想にならなくちゃ

正論は盾

身を守るために

編み出された

知恵の結晶



盾をプレゼントしたり

盾同士ぶつけたり

盾で殴りつけたり…



ほら、ね？

















ただ 盾ってさ

重いんだよねー

困ったことにさ



だから君があげた盾で

その子がぺしゃんこに

潰れちゃってないか



その確認とフォローまで

できるともっといいかもね


















自分で自分の正論に

傷つくこともあるかも



そんなときは

「しかたがない」の精神で

丸くおさめよう



どんな内容でも

だってしょうがないよ

で意外となんとかなる



諦めともちょっと違って

ニュートラルな受容なんだけど…

まあいっか



いい言葉で好きだよ

「しかたがない」

愛ってのがさ。

何なのか分かんないうちは

理想や幻想に苦しむんだろうな人は。


MiCo.

先輩の演奏が大好きだった
力強くて情熱的で凄く楽しそうで元気で
聞いていると明るくなれるような
先輩らしい音が大好きだった
でも私にはそれが出来なかった
先輩みたいな元気な演奏が
私にはどうしても出来なかった
先輩の力強さが好きだった
だけど私の持っていた音は違った
｢優しい音｣って
先生がいつか言ってくれた
それが欠点になった時もあった
だけど
いつからか考え方が変わった
先輩が先輩らしい演奏をするなら
私も私らしい演奏をしようって
欠点をいかした音を作りだした
私の理想は
澄んでいて綺麗で優しくて心地よくて
聞いている人が温かくなれる音
私が憧れた先輩の音とは
対照的かもしれない
でも
先輩の音を目指すよりも
この方が私らしい
いつだって私は
明るく前に出ていく先輩の後ろに
控えめにくっついていた
話すことが大好きな先輩の話を
聞くことが大好きだった
私と先輩はいつも対照的だった
だから私は私らしい理想の音で
いい演奏をしたい
誰かを明るくするより
誰かを癒せるようになりたい