『感情殺人事件』
廃墟のように荒れたゴミ捨て場で目覚めた
僕の頭の中には何の記憶もなくって
僕が何者なのかこの場所で探すことにした
ガサゴソ 辺りを漁ってみても
出て来るのはゴミのような記憶ばかり
要らないや 忘れたかったモノなんて
瓦礫の山の中から見つかったのは
バラバラバラの“何か”の屍!?
キル ヘル ナク 何もかも無くなってしまえ
僕を害するモノは要らないや 要らないや
なのに如何して 如何して 涙が止まらないの?
分からないからここから去ろうか
廃墟のように荒れたゴミ捨て場で目覚めて
幾らか時が流れたけれど なぜだか
屍の数だけ積み重なって何も無いんだ
何処?何処?辺りを見渡しても
出て来るのはゴミのような感情ばかり
要らないや 僕が消えてしまうから
瓦礫の山の中から見つかったのは
ドロドロドロの“感情”の欠片!?
キル ヘル ナク 何もかもが無くなった
僕を害するモノはもう居ないや 居ないや
なのに如何して 如何して未だ止まらないの?
分からないからここから去ろうか
とっくに分かってしまっていたよ
捨てられている全てが僕の記憶 感情ばかりだと
僕が僕であるために伽藍堂にしたんだ
切る 減る 泣く 何もかも感じなくなった
正真正銘のメリーバッドエンド エンド
なのに如何して 如何して 邪魔をする感情が
僕が望んでない事と言った
キル ヘル ナク 何もかもを閉ざしてしまおう
僕を害するモノなんて要らないや 要らないや
どうせ僕なんて 僕なんて居てもしょうがないから
分かったならここから去ろうか
ここまで歌詞
--------キリトリ線--------
ここから解説
(自己満メモ)
この詩の中で「僕」は“心”
“屍”は感情が捨てられている表現です
現実にいる人物はきっと
感情を押し殺して生きているんだと思います
最後僕である“心”も消えてしまいます
ということは
現実では無機質に生き続けているのかも
途中
キル ヘル ナク とありますが
切る 減る 泣くだと自殺志願のようにも聞こえますね……
感情を押し“殺”してという言葉から
想像されて
多重人格や二重人格で感情も心の中なら人の姿をしていてもおかしくないのかも
と思ったのがこの詩の始まりです