睡 蓮 歌・2023-12-20
白、凛と咲く彼岸花よ
三丁目
「お前の優しさは、他人に
寂しさを植え付ける手段だろ」
この言葉に反駁できずに
ずっと考え続けてる
あなたの面影だけをずっと探してる
情けない私
ねえ、やっぱり一緒がいいよ
あなたしかいない
それ以外の世界が考えられない
あなたのすべてが
愛おしかった
引き算の美学と知っている
言葉とはそんなもんだ
でも、そんな言葉にならない言葉を
つらつらと書き並べてあげたいとも思う
言葉にならない言葉、行間を
思いついても伝えるべきじゃないか、とか
もっと詰め込んで珠玉の宝石になるまで
とっておこう、とか
私の言葉がそこまで詰め込んだものだなんて
気づかれなくていいやとも思うし、
気づいてないと同時に気づいてるだろうとも思う
でもやっぱり気づいてほしいんだなとも
伝えたいことがあるのに
理想と違う自分のすがたと
ありたい自分に対する渇望と
言葉に乗せたい思いと
でも足りない言葉たち
あなたを前にして結局言葉を失う
疲れるね、そんなの
でもそれ以外になにかしようとも思わないの
あなたに伝えたいことたくさんあるから
ただ言葉にならないの
他人のナラティヴを拾って言葉にするのは
とっても簡単なのに
言葉にもならない感性を言葉にするのが
こんなにも難しいなんて
ごちゃごちゃして何も考えたくない世界で
それでもあなたのことだけ考えてるって
そう伝えるのがこんなにも難しいなんて
知らなかった
知ってほしいし知らなくていい
私があなたのことを考えていること
それ以外にほとんど時間を使っていないこと
今週なにもできてなくて
なんとかして何もしない自分を許して
自我保ってて
それでも気が狂いそうで
でも卒なくこなすことが
正しいこととも思わなくて
どうしたらいいかもわからず
でも現状は逃げてるだけだよなって自覚して
結局あなたのところにいくことで
幸せ感じて、それだけで
いいんじゃないかと思って
叶わない事実突きつけられて
悪あがきみたいにずるいこと言って
泣かないように笑いあって
求めるの下手なのかな
当時のあなたと私、今はもう逆転したのに
それでも未だにあなたの機嫌で振り回されて
それでいいやとも思うし、
心のどっかではきっと
そう思ってもいないんだろうし
たぶん私もあなたに向かって叫びたくて
叫べなくて
当時の私は知ってたんだ
あの頃のあなたが私に頼ってほしかったこと
でも、あなたが私に頼ってたように私が頼ったら
あなたが崩れてしまうことも
1回やってみたんだよね
覚えてる
だから私はあなたに寄りかかれない
今なら違うのかな
でも今の私は、あなたに寄りかかりたくない
それを迷惑だと思うようになった
どっかで線引いて、何してるんだろう
無理してるわけでは決してない
余裕がないときは
誰かが余裕ないのを見ると
自分に余裕ができる
そんな性格悪い人間だから
あなたがつらそうだと
私は大丈夫だから、と寄り添いたくなる
こんなの分からなくていいよ
知らなくていいよ
でも書いてるんだよねえ
ほんとしようもない私
あ、でもそれでも
「私なんか」とは思ってない
思うわけないよ
泥臭く、でも誇り高く
それは曲げたくない
こんなこと書いてるとさ
当時のあなたってきっと
こんなこと考えてたんだなあって
わかる気がする
それに気づけなかった私が恨めしいし
同じ景色を同じ時に見れなかったことを
残念に思う
ねえ好きだよ
悔しい
はやく幸せになれる人連れてきてよ
私よりもあなたの深くを見てくれて
無言でいいとか言ってかけてきても
電話とってずっと起きてて
あなたが話し始めたらできる限りの
感性で受け容れて
2時頃急にかけてきても起きて出てあげて
TwitterとNOTEを行き来して
投稿が一部分でも変わってたら気にかけて
気づいてあげて
LINEの既読が1日つかなくても気にせず
極力余裕を崩さず
あなたに余裕がありそうなタイミングを
見計らって甘えてみせて
計画ぜんぶ崩されても笑顔でいて
それでもあなたを好きと言って
しかも束縛せず自由にして
あなたの選択を尊重して
でも揉めないように自分を抑えてるわけでもなく
妥協なくお互いが納得するところまで
意見をぶつけられる
怒らない寛容で熱意のある
自分の言葉を使って自分の気持ちを表現してくれる
自分にもあなたにも向き合って
逃げたこと言わず、
言うとしたら逃げてることを自覚する
急がずあなたといる時間を愛おしいと思う
そんな人をはやく連れてきてよ
あなたの心に触れてくれて
深いところまで見てくれる人
いると思うよ
いると思うの
時間をかければ必ず見つかる
でも、私は今、ここにいるんだよ
そのたった数ミリの違和感と
小さくて眩しい直感に
勝てなかったのが悔しい
あと10年あなたの近くにいたら
叶いますか?
その直感は
時間が解決してくれるものですか?
私の想いが?
もしそうだとはっきり言ってくれたら
いつまででも待つのに
言えないことくらい私も知ってる
ねえでも好きだよ
私あなた以外考えられないの
知ってるよ重いよね
大丈夫1月のあなたよりは重くないよ
ごめん嘘かも
というか嘘にしてしまうかも
あの日のあなたと、
考えてること思ってることは
きっと一緒なんだろうから
ねえ隣にいたい
馬鹿みたいだねこんなの
もう余裕を保った私じゃいられないかも
あなたの言葉が好きで
あなたの声が好きで
言葉にもならないあなたの心が好きで
あなたが好き
絶対誰にも負けないの
負けるわけない
あなたといて1番幸せになれるのは私
その自信は3年変わってない
あなたが幸せになれる選択肢
最近はそんな風にも思うよ
最後に責任背負うのはあなただって
分かってるから口に出せないけど
あなたが背負った選択だから
私はとやかく言えないけど
幸せになれない選択を
してほしくない
そして一緒に幸せになりたい
私のためでもあなたのためでもなく
私たちのために
ねえそう言ってやりたいんだよあなたに
知らなかったでしょ?
結構考えてることあるんだよ私
少なくともあなたのことで
1週間寝込む程度にはね
ねえ好きだよ
ごめんね、こんな雑文を
あなたに届けることになって
読ませて。
あなたも今月余裕がない
分かってるよ
強くなりたい
強くなりたい
強くなりたい
またねがあれば
ちょっぴり、
ほんのちょっぴりだけど、
あなたに近づいた気がするんだ。
遠くにいても関係ない。
特別なことなんかなくていい、
だってあなたが特別だから
だからただ一緒にいたいの