#眩しい

空を見上げるといつも眩しい

あなたの笑顔を思い出す。

優しくて冷たくて眩しい貴方は

手を伸ばしても届かない月

水面に映る月を掬ったなら

瞬く間に貴方のように消えて

夏の太陽よりも

君が1番

眩しく見えたの

朝日が差し込み

寝ぼけ眼に

刺激が強くて

毛布でふわりと

｢生きたい｣って泣く君が

眩しくて眩しくて仕方なかった

あなたと見る景色は
いつだって明るくて眩しかった
きっとそれは
私には耐えられなくて
疲れちゃったの
あなたがくれた愛情も
私には受け止めきれくて
こぼれた愛が涙に変わったの

恋に躊躇ったあの夏の日

後ろ向きで手を振った

眩しい太陽のせいにして

君に泣き顔を見せたくなくて

太陽の

日射しが

眩しくて

木陰に逃げ込み

息をするように

さんさんと

照らす太陽が

眩しくて

木陰に駆けて

縁は切れても

思い出は消えてくれない

あんなに眩しい太陽でさえ

君の前では霞んで見えた

見上げた空の色も雲の形も

どんどん変わっていくのに

私だけが前に進めないまま

君の笑顔が眩しい
目が合うとドキドキして
よそを見てると
少し寂しくて
私、君が好きなの

痛いほど眩しい
君の笑顔が
僕を刺す

私の

ずっと前を,

ずっと上を

歩いてる君が,

眩しくて

羨ましかった。