#禁断の恋

「　食べなくても大丈夫です　」

仕事終わり人伝に渡したケーキに対して

LINEも既読がつかないまま，

DMに送ったら返ってきた言葉は

「　食べたよ！ご馳走様，ありがとう　」

そんな言葉で

そう言って貰えて嬉しくてでも喜べなくて


本当に食べたのかなってずっと不安で

ずっと不安に思っている僕は

貴方からしたら


相当頭の可笑しい女でしょうね

惚れてはだめと言い聞かせても

その妖艶さに誘われ

僕だけのものになれとさえ思う

君と共に生きることはできなくても

君と想い合うことはできますように

今夜はビルの影に隠れて抱き締めたいよ

君ともう一度出逢って


もう一度恋をしたい


次は離さないから

誰になんと言われようと
諦めるつもりはない ...
こんなこと思ったのあなたがハジメて

もう一度でいい

あと一度でいいから会いたい。

でも会ったらもっと会いたくなる。

離れたくなくなる。

あの日会いに行っていたら

今こんなこと思ってなかっただろうな。

楽しくない恋
身をすり減らす恋
ホルモンバランス悪くなる恋
機能不全に陥る恋

スパッと切って
新しい恋探そ

些細な優しさに惹かれてしまう。

好きになっちゃいけない人なのに

なんでいつも好きになっちゃいけない人を

好きになってしまうんだろう。

いつも自分の気持ちを殺して

接しようとするのが辛い。

白に包まれた部屋で
あなたの声だけが優しかった。

薬のように
静かに沁みて、
副作用みたいに眠れなくなった。

名前を呼ぶたび、
喉の奥で何かがつっかえて
咳をしたふりをした。

視線の温度が変わると
呼吸をするのも難しくて、
処方も、指示も、言葉も、
全部あなたのものならよかったのに。

本当は分かってる。
あたしのために微笑んでくれる人じゃない。
そんな資格ないのに。

でも
あなたの口元がふと緩むたび、
頭の中が真っ白になるのは

多分、
もう二度と治らない。

地獄の底まで
持って行ってあげる
わたしとあなたの
見えない穢れと心の罪を

立場なんて関係ないよ。
















ねぇ、＿＿＿＿。

時がたったとき

今より大人になったとき

この恋心を忘れて

あなたの良さが分からなくなるときが
来るのかな。

何を聴いても
あなたを重ねてしまう
零れた涙はやがて大海となり
絶望と後悔にのまれて
暗闇の中を彷徨い続けるのだろう

開くことのない
未来予想図握りしめて

ゆるしてね
どうしようもなく
あなたのことが
すきなんよ