#秘密の扉

平成最後の日




私は、朝早く起きて

きちんと、お化粧もしました



平成に年号が変わった時の

テレビのCM のような言葉に

なってしまいますが…


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❬平成に置いていく物❭

❬令和に持っていく物❭


私の中で、分けられました



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新たなる歩み




私は、背筋を伸ばし

凛として生きていきます


私は、高潔なフランソワーズで

いようと思います


気高く生きてゆきます



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あなたの、その城壁の厚さを

私は、見事と思い

改めて敬意を払います

さすがです



でも、また

私の住む塔の高さは

決して、誰にも昇れるものではありません



ただ、ずうっと前に書いたように

私の塔には、秘密の扉があります



秘密の鍵も……

ただ、どなたもお招きは

していませんが……


私が抜け出すためだけの扉です







フランソワ





2019年4月30日　平成最後の日

*

辛かった。

苦しくて 苦しくて
どうしようもなく悲しくて、

けど

逃げる勇気すらでない
そんな自分に嫌気がさして、

いっそのこと
いなくなってやろうかなって思った。

でもね

貴女が救ってくれた
貴女がいたから耐えられた。

こんな、最低な私だけどさ
貴女の隣を歩きたいの。

もし

貴女が傷付いて 戦うことができないなら
私が盾になるからさ、

貴女が戦う勇気がでないなら
私が剣になるからさ、

こんな私でも 頑張って役に立つからさ、

貴女の側にいさせてね。

本当のことが言えたら良いのに、

私は弱虫だから

それがとても怖いんだ。

もしもあの時

本音を包み隠さずに言えたなら

何か変わっていたのかな。


















知りたいよ…

それは決して

開いてはいけない

ドアだった


トビラの向こう側にある

テーブルの上には

誰も見たことがない

大きなオムライスと

大きなタマゴサンドと

大きな大きなチーズがありました

ザワザワザワ

お客さんが来たようです

今日は月に1度

ねずみ好きのシェフが

ねずみたちのために腕を振るう日でした

ねずみたちはこの日をとても

楽しみにしてました

ねずみたちとシェフの秘密のパーティーです

ねずみたちはごちそうを囲み

楽しげに食事をしながら

シェフに感想を言うのでした

なんてったって

ねずみたちはあちこちのレストランを

食べ歩く小さなグルメ評論家なのです


ねずみたちとシェフの秘密のパーティー






このお店の秘密が

だれにも知られないように

この日だけは

決して開いてはいけない

ドアなのでした

















★ この作品はちゃるさんとの共作です
ちゃるさんの言葉の贈り物から生まれました

こんな私でごめんなさい。
でも、貴女は私の一番の親友です。

最近、話せなくてごめんなさい。

ちゃんと向き合わなくてごめんなさい。

一緒に笑ってあげられなくてごめんなさい。

許す必要はありません。
無理して私と関わる必要もありません。

でも、どうか貴女には笑っていてほしい。

そこが誰の隣でもいいから、
無理だけはしないで。

お願い、私の太陽。

ずっと暖かく照らしていて。

『ごめんね』
こんなに自分勝手で

『ごめんね』
こんなに面倒臭くて

『ごめんね』
こんなにバカで

でもね

こんな私を、
見つけてくれたのは貴方だから

















いつまでも隣にいたいんだよ…

いつも隣にいてくれて
ありがとう

相談に乗ってくれて
ありがとう

親友になってくれて
ありがとう


あなたに伝えたいありがとう。
沢山あるよ。
冷たくしちゃう時があるかもしれないけど
それでも
私のそばにいてくれてありがとう。
あなたのことを
誰よりも理解したい。
誰よりもそばにいたい。
あなたのことが大好きだから。
だからお願い。


これからも私のそばで
見守っててください。

私って大切にされてるのかな？
私って必要とされているのかな？



ずっと一緒にいても
やっぱり、私は他の人の次なんだよね。



こんなマイナスなこと考えるから
みんなが離れていくんだよね。

なんでもポジティブに
かんがえられるようになりたいな。



私の大好きな親友へ
いつも私のそばにいてくれてありがとう。
こんな私でごめんね。
これからも迷惑かけるかもしれない。
けど、私はあなたのそばにいたい。
だから、あきれないで
私に付き添ってください。
沢山遊ぼうね！

それは決して

開いてはいけない

ドアだった

貴女はそんな人じゃない

なんて
もう十分わかってるんだ。

でもね

怖くないわけじゃなくて、
そんな自分が嫌だから

とっさに仮面を被ってしまう。

いつも笑顔でいるピエロはね、
泣き虫で、意気地無しで、

親友ですら
満足に笑顔にさせてあげられない

そんな臆病な存在なんだよ。

でも、いつか絶対に
貴女に本当の事言うから

だから
















今はピエロでいさせてね…

優しくて、

暖かくて、

綺麗で、

それでいて、少し寂しい。

あのかけがえのない思い出は、

きっと、こんな色をしている