浅黄・2025-08-01
光と瞬く君の横顔
素敵なタグをありがとう
あの夏花開いた大輪の華
闇夜に尾を引く儚い煌き
瞼に焼き付いた君の残光
誰も居ない放課後の
校庭に残された
運動部の君の靴跡を
無意識に探して
失くしたくない君の
残骸を手繰り寄せて
未だ色褪せぬままの
眩しい輪郭をなぞる
重なる色纏う君の
匂い立つ美しさに
ひとえに忍ぶ恋も
隠し切れず顕れて
君想う気持ちが吹き込まれた透明な心
例え届かなくても確かに僕の胸にある
両手に皆の祈りを抱え儚く光る君を辿る
君自身の願いを叶える星は僕でありたい
波打ち際で弾ける澄み切った君の歓声
胸の内に湧き立つ恋味はまだ甘くない
直接触れることも
叶わない儚き光り
風に吹かれて漂う
残り香が胸を穿つ
眩い光を放ち世界を映す君を
直視することが出来ない僕は
色影の中に君の言伝を探して
いつの間にか花になる事を怯えてた。
言葉1つで花が咲くこともあれば
散っていくこともあるでしょう。
静かに水滴を落とす
君の瑞々しい質感は
閉ざされていた頃と
少しも変わらぬ儘で
夢の国を目指した二人の
背にはいつしか羽が生え
空舞う影に誰かが言った
"見て彼処に天使がいるよ"
愛しい人想い溢れる
温かな涙とは裏腹の
凍える心が咲かせる
溶けること無い花氷
願い事を書いてる短冊には
キミを想って書いた僕と重ねては
1枚の端切れじゃ叶う訳ないか。
気付いたら笑顔が増えていた
貴方の幸せを願っている私
愛おしい全部が貴方の恋の魔法なの