はじめる

#花魁

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全75作品・


あなたが酌したお酒で酔いたい気分だわ

舞雪・2018-04-08
花魁
一夜の夢
偽りの愛
なんか違う・・
恋?
泡沫
雰囲気

白く人形のような肌に

赤い紅をぬり

紙を咥え、紅を透かす。


紅が乱れる時は、

私が貴方を欲するとき。


乱しておくれ。

紅を。

私の心を。

幸🐾・2022-01-03
花魁
/幸
駆け落ちの日
願い事



そして私達は_

別々の道を歩み始めた。



これはずっと昔の物語_

-------------------‐






♡♡♡♡♡【紅物語】~下~



『華純なら大丈夫だよ』

彼女の優しい声が

今でも頭に残ってる。





「華純ちゃんおめでとう」

「ありがとうございます」

「いやぁまさか、
お店の常連さんと婚約だなんて」


椿姫と別れてから数年。

私もこの街から出ることになった。



「いつかまた遊びに来てね」

「はい、お世話になりました」

働いていた茶処の店主さんに
あいさつをして私は街を歩いていた。



「そうだ、椿姫に手紙を書こう」

さよならしてしばらくは
忙しいだろうから、

私は椿姫に手紙などを送らなかった。



これでやっと_




「あ、華純ちゃん」

振り返ると楓華さんが立っていた。


「まさか華純ちゃんとも
お別れなんてねぇ」

楓華さんは寂しそうに言った。


「早く…椿姫に会いたいです」

そう言うと、
楓華さんは顔を曇らせた。


「椿姫…のことなんだけど…」

「何かあったんですか?」

「実はね、椿姫_」


私は頭が真っ白になった。




「華純、おかえ…」

「ごめん、ちょっと行ってくる!」


彼はびっくりしたような顔をした。

「…親友が…大変なことにっ!!」


そう言うと彼は真剣に頷いた。

「僕がそこまで送るよ」

「っ助かる…」



椿姫が住む町に向かう途中、

私はずっと息が苦しかった。



『嫁いだ先で、
大切にしてもらえなかったらしい…』


『そのせいか、病気に
かかってしまったらしくて…』


『だんだん病気が
悪化してるらしいの…』



「もう、先が長くないかもしれない」

自分で言って苦しくなった。


なんで、なんでよ。

あんなに椿姫は頑張っていたのに…。


幸せになるって誓ったのに…。



汽車が町に到着した。


「椿姫っ、椿姫はっ…」

全速力で椿姫の住む家に向かった。


住所は知っている。

入れさせてもらえるかは…

分からないけど。


「たしかこの先…、…!」


林の入口近くに…


椿姫はいた。


「つ、ばき!」


彼女はゆっくりこちらを向いた。


「…華純…」


「椿姫!!病気だって!
大丈夫なの!?平気?」


私は椿姫を見た途端、

涙が溢れてしまった。


「これ…、薬草なの…」

彼女は手に薬草を持っていた。


「薬が…無いから…、
自分で探したのよ…」


「彼は…私を…

愛してはくれないけど…」


「今生きていることが…幸せなの…」



私はその場に崩れ落ちた。


「ぁあぁあああぁ…」


どうして神様は

私達を救ってくれないのでしょう。


ボロボロの服を着て

傷だらけの手になって


少しの薬草を握っていた椿姫。



こんなに、懸命に…



生きているのに。



すると、急に

椿姫はその場に倒れ込んだ。


「っ椿姫!!!」


口から血を吐いて。

顔色は真っ青で。

身体は痩せ細って。



椿姫を抱えると、

彼女は悲しそうに笑った。




「ごめんね…華純」


「あの時約束破って…ごめんね…」



「もういいのよ、約束なんて!
それより早く薬を…」



「もうね…身体が上手く動かないの…」

「至る所が痛いの…」


「まって椿姫、諦めちゃだめよ!」


椿姫は首を横に振った。


「もう…充分…」

「充分なほど私は…

華純に幸せを貰えた…」


椿姫の身体が

どんどん冷たくなっていく。



「いやだ!椿姫!だめだよぉ」


「ありがとう…華純」



彼女は優しく笑った。





「私の分も幸せになってね」






「私は…こうなってしまったけど…」

「この人生に…悔いは無いわ」


私は止まらない涙を必死に拭って

必死に椿姫に叫んだ。



「まって、椿姫…!いやよ!」


「華純…」


彼女は最期にこう言った。



「だいすき」





その後彼女は…息を引き取った。



その閉じた瞳から

一筋の涙が流れていた。




あぁぁぁぁああぁ!



言葉にならない苦痛が、

寂しさが悲しさが、

私を襲った。



大切な人を失った私は

これから立ち直れるかな?


また笑えるかな?


でも彼女なら_




『ほら華純笑って』


『華純なら大丈夫』




そうやって元気づけてくれるよね。



「華純…」


彼が私の肩に手を置いた。



「幸せになろうな」



「…っん、うん」


必死に頷いた。

そして優しく椿姫の手を握った。






私は心で椿姫に話しかけた。




椿姫、お疲れ様。


今度こそ安らかに幸せになってね。



そしてまた会った時は…



笑顔で、沢山遊ぼうね。






またね。











_これはまだ知られていない


切ない_彼女達の物語。



end.
♡♡

麗苑・2020-01-15
短編小説
花魁
昔話
ポエム
友達
親友
大切なもの
NOTE小説部
__✈
独り言

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

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貴女は誰よりも美しく


人一倍、

"優しく、強かった”

--------------


♡♡♡♡♡♡♡【紅物語】 ~上~



「花散里花魁(ハナチルサト オイラン)、
今日も素敵よねぇ」


遊郭でも有名な彼女は

誰よりも美しく
私の憧れだった。


「華純(カスミ)、
また花魁道中見てるの?」

私はハッ、と
声かけられた方に振り向いた。

「綺麗でつい…」

「華純は花散里花魁と
知り合いなんでしょ?
あの子凄いよねぇ…」


彼女の芸名は花散里花魁、
本名は椿姫(ツバキ)と言う。

完璧に見える彼女だが
裏では人一倍努力していた_



「今日もお疲れ様」

私達は時間が空いている時に
よくご飯を食べにいく。


私は遊郭のはずれにある
茶処で働いていた。

「新しいお団子がでたの。
いつか食べに来てよ」

「えぇ、是非」


そうやってたわえもない話を
するのが私は好きだった。


「華純と話してる時が1番好き」

椿姫はそう言ってくれた。


椿姫みたいに美しくないし、

取り柄もないそんな私を

椿姫は好きだと言ってくれた。



「私達はずっと一緒だったよね…」

私と椿姫は同じ村で育った。

大きくなってこの町へ来て、
椿姫は遊女、私は商人に。

2人とも違う道だけど、
今でも気持ちは一緒だった。


『いつかお互い幸せな家庭を作って、
また2人で沢山遊ぼう』


私達は貧しかった。

だから幸せを求めていた。


「椿姫、頑張ろうね」


私は椿姫の手を握った。

椿姫はうん、と頷いた。




「_花散里花魁、
今日は休んでいいわよ」

「え?でも今日は…」

「昨日体調崩したでしょ、
貴女にはお世話になってるから
今日くらい自由に過ごしなさい」

お言葉に甘えて私は今日は
街をブラブラ歩くことにした。


「そういえば華純のとこのお団子…」

せっかくだから食べに行こうと
椿姫は思った。


「抹茶のお団子はいかが~?」

お店に入ると接客をしてる
華純を見つけた。


「華…」
「華純!」

椿姫が声をかけようとした時、
1人の男性が華純に声をかけた。

2人は仲良さそうに話していた。


「いやぁ、華純のとこの菓子は
本当に美味しいよ」

「ありがとう!
また新しい商品考えようよ」

「勿論」


椿姫から見て2人はお似合いだった。


「そっか、うんそうだよね」


約束したもんね、
私も頑張らないと。


「すみません、お団子1つ」

「はーい、新しいお団子する?」


「…いえ、普通ので」




「あら花散里花魁、もう戻ってきたの?」

椿姫はニコっと笑った。

「私、もっと頑張ります」

「…そう、助かるわ」


私達はずっと一緒だった。

だから置いていかれる…なんて、


考えたくなかった。









「椿姫…最近忙しいのかな」

前より会える回数が減った。


椿姫は溜め込む性格だから…。

「我慢してないといいな…」




「…花散里花魁?」

「はい、少し話を…」

「あ、華純ちゃん!
…もしかして
身請けされたこと?」

「えっ?」

椿姫のいる店に行くと、
椿姫と仲の良い楓華さんが出てきた。


「彼女、この街を出てくもんね。
おめでたいけど少し寂しいわね~」

頭が追いつかなかった。


椿姫…結婚するの?

身請けって、
家に嫁ぐことよね…?



「私…そんなの…聞いてない…」

話を聞くと少し前から
決まっていたらしい。


いつも何かあったら
1番に教えてくれたのに…。


「楓華なにして…華純」

店の入口から椿姫が出てきた。


「あ、花散里花魁!
華純ちゃんが来てくれたよ」


楓華は奥に去っていった。




「ねぇ、椿姫…この街出てくの…?」



椿姫は身を固くした。


「…そうよ」

「なんで何も言ってくれなかったのよ」

椿姫は困った顔した。


「…なんて、おめでとう椿姫」

「華純…」

「きっと色々事情があったのよね。
でも私、とても嬉しいわ」


「ごめん、ごめんね、華純…」


「大丈夫よ、それに
遠くに住むんでしょ?」


分かってた。

椿姫が秘密事をするなんて
今まで無かった。


本当は同じ街に暮らしたかったけど、
しょうがないことだ。

椿姫の瞳から涙が溢れた。



「私、約束したのに…」

「いいのよ、椿姫。
その代わり、幸せになってね」


椿姫は何度も頷いた。



「椿姫…元気でね」


「華純、ごめん、ごめんなさい…。
絶対、また会おうね…」



「うん、必ず」



そして私達はさよならを交わした。

また笑顔で再会できるように。



**̣̩⋆̩to be continued**̣̩⋆̩
♡♡

麗苑・2020-01-13
短編小説
『紅物語』
花魁
友達
親友
大切な人
ポエム
__✈
NOTE小説部

自慢の白く
人形のような肌を
さらに白くする
そして
小さな唇に
赤い紅をさす

紅が乱れる時は
オレが快楽を欲した証
体を許した証

オレが飾らない姿を
見せた時は
君を欲した証
心を許した証

@35回目の詩

秘密さん・2022-03-07
花魁
愛してる
好きな人
ポエム
体と心
片想い
叶わない恋
独り言














あー

さかたんの

花魁姿見たい。


ちょいと

えろいのかな、

やっぱ

かっこいい?

かわいい?

やべ、

妄想が、

膨らんじゃうw

宙坂結逢・2020-12-28
浦島坂田船
となりの坂田。
花魁






なんでだろ

さかたんの

花魁衣装見て

号泣しちゃった

どうしてだろ

Dreamerだから?

生で見れなかったから?

理由はわからない。

でも

涙が止まらない。



















































































いーなー

生で見れた方々。

さかたん

かっこよかっただろーなぁ

浦島坂田船

顔面偏差値

高すぎるからなぁ

羨ましすぎる。






























同担拒否

ぶり返しそ、、、、。

宙坂結逢・2020-12-28
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