#虚構

「今日も生きてて偉いね」

「凄いよ」と

お互い意味のないことを確認し合う

脆くて歪みきった愛の形が

消えてはまた現れて

今はまだ真実を教えないで

虚構の世界で生きさせて

矛　　　　こ
盾　　　　の
し　　　　世
て　　　　界
い　　　　自
る　　　　体
の　　　　が
か　　　　　
も　　　　　
し　　　　　
れ　　　　　
な　　　　　
い　　　　　
ﾟ

消える直前の灯火は

何も感じず 偽り続け

虚構の空間に閉じ込められている

ただの可哀想な奴だ

どうか、貴方の傍に居させて

時には虚構を
時には真実を

ｳｿ
君をを守る為に僕は虚構を吐く

安っぽい飾り付けた言葉が大嫌い

それに何度 騙されたことか

消せない傷もお前を憎んでいるよ

今日この瞬間も瞳に焼き付け

演じてやるさ。

＿＿お前を貶めるピエロに

みんな夢だったんだよと……

みんな嘘だったんだよと……


誰か私に言って欲しい




リュヌ



*

笑うフリ
楽しそうなフリ

“フリ”で虚構を作り上げ
生きたとしても
結果は全て涙と虚無

あなたとの何の変哲もない普通の生活













…望んでもいいですか？

この世というのは刹那の夢､
この世からほんの一歩でも外に出たなら
そこにある､それが永遠

この世というのは夢であり幻
この世からほんの一歩でも外に出たなら
そこに永遠にあるもの､それが真実

あたしたち騙されていたんだ！
この世というあざとい虚構に
あたしたちはまんまと騙されていた💥

虚栄にまみれた虚構の日々はいま終わる
実在しているかのように思えていた
“ほかの人々”だって全員､この世もろとも
なんの中身も無い､ただの幻影だもんね！

この世という虚構世界で目を醒まし､
真実へのほんの一歩を踏み出そう｡
なにも失われてはいなかった！
あたしはあなたを愛している
永遠に？永遠に！！！

あなたを永遠に愛しています💖💖💖
おやすみなさい✨✨✨

君にあげる予定だった愛はどう処理しようか…

"お主にはお主の意思があるのだ"


貴方がそう言ってくれた時
私は貴方に本当の事を言うことが出来なかった


両親の為に嫁ぎ
貴方とは二度と会えなくなってしまうことも
私が貴方の事を好いていたと言うことも、何一つ


大人になると言う事がどんなものなのか
貴方には疾うに理解出来ていたのかも知れない


＿＿＿だからこそ、貴方はあの時笑って見せたのか



月明かりに照らされた大きな屋敷
広過ぎる部屋と豪華な調度品
隣で眠る私の"主"


"もう二度と、戻れない気がするの"



何時か、貴方が私を助けた日に話した言葉
貧しくとも心の自由のあった少女時代
私が、自然のなかで貴方と二人きりで居られたあの時間…


＿＿＿あの美しく幸福な日々を彷彿する度に


私は幾度も瞳を濡らしてしまうのです＿＿＿

あなたのことが忘れられず

何度も思い返した記憶

所々擦りきれてしまっては

直していって

いつしかそれはフィクションに

何時の時代も人は
虚構に溺れていたいもの


強い香りに犯され
鋭い棘には目もくれず
その美しさに囚われる者の
何と哀れなことか


虚飾に塗り固められた人が人の愛を求め
何故、真実の愛が何時か手に入ると
思っているのでしょうか


自分自身の悲愴感に酩酊し
何時までも虚構を耽溺する人ならば
真実が如何なるものであれ同じこと


＿＿＿＿ね、そうでしょう？
真実のお嫌いな貴女方には虚飾の愛を

私は独りで勝手に貴方に愛をあげるから
貴方は反射してくれればいい

貴方からの愛だって勝手に思って納得して。
私は満足貴方も私に絡まれなくて幸せ

これでいいじゃん、みんな幸せじゃん
虚構の幸せ造ろうよ、たとえ偽物でも私は愛するから。