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#記憶のカケラ拾い集めて

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全10作品・

ゴールデンウィークというと
連れ合いが元気だった頃はいつも
近場の公園でデイキャンプでした。

ダッチオーブンで
ローストビーフや牛タン塩釜
チキンの香草焼きなど

青空の下で食べる食事は
本当に美味しくて✨

ダッチオーブンの料理は
連れ合いの担当だったので
私はレシピを知りません。

火加減も難しいし
何よりもう外へは行かなくなったので
ダッチオーブンも使うことがなくなりました。

懐かしい5月の思い出
またいつか、行きたいなあ。

千華・2022-05-04
遠い記憶
記憶のカケラ拾い集めて
戻らない時間


もうずいぶん昔のこと。
私は役所の会計室に勤めていました。

その年の3月31日で退職、という日。
会計室にとってその日は、紋日とも言うべき大変な日でした。
年度末、あらゆる収支が決済される日。
退職金の支払、補助金の振込その他諸々…。

そんな大変な日、とりあえず退職の手続が終わり、他の人たちと食事をして、それが終われば帰宅するはずでした。
ところが…。

花束と記念品を取りに課へ戻ると、何やらバタバタしています。
もう一人の男性職員が体調を壊して早退けしてしまったのだとか!

えええ~。それはえらいことですやん。
とにかく3時に収支決算して締めなくては。
結局、終業時間までいつも通り仕事をする羽目になったのでした。

何とも忘れられない日になりました。
残念な、ちょっと笑える思い出…。




千華・2022-03-31
記憶のカケラ拾い集めて
千華のトリセツ


今思うと、私が一番創作に精を出していたのは、役所に勤めていた頃でした。
仕事を辞めてからは、もう少しいろいろ書けるかと思っていたのに、実際には全然進みませんでした。
時間はあったのですが…。

働いていた時は本当に忙しくて、ゆっくりパソコンの前に座るなんてこともなかなかできなかったのですが、それでも暇を見つけては文章を打ち込み、ブログを書き、ホームページを更新し…。
気がつけば夜中の2時3時なんてことも。

若かったのかもしれません。気力も体力も。
でも何より、あの頃はストレスだらけで、書くことが唯一のストレス解消になっていたのだと思います。
仕事を辞めてからは、時間はできたけれど…というか時間がありすぎて、「書く」ということに注いでいたエネルギーが消えてしまったように感じました。

その後は、連れ合いの病気や老親の介護などで心身共に疲れはて、じっくりものを考える気力も時間もなくなってしまいました。
ストレスを解消する元気も残っていなかったのです。

そんな中でたどり着いたのがNOTE。
自分の中に溜まり溜まったものを、ただ思うままに吐き出し、書き散らし…。
いつしかこのNOTEが、唯一のストレス発散の場所になっていました。

そして今、またもう一度、文章を綴ってみたいなあなんて、思ったりしています。
本当にいつになるか分かりませんが。
新しい大和千華の創作を、皆さんのお目にかけられる日が、いつか来ればいいなあと、そんな風に思う今日この頃です。







千華・2022-04-20
千華のトリセツ
記憶のカケラ拾い集めて
オタクの独り言

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に10作品あります

アプリでもっとみる


大昔
ネットを始めた頃
そこには
本名の私とは違う
もうひとりの私がいて
それが楽しかった

職場での顔
近所のおばさんの顔
妻として
母としての顔
どれとも違う
ネットの中だけの私

自由で
わがままで
独りよがりで
熱くて
涙もろくて
オタクな万年妄想乙女

確かにそこにいた
あれが本当の私
懐かしくて
今は遠い
あの頃の私









千華・2021-11-16
千華のトリセツ
戻らない時間
真夜中の物語
万年妄想乙女
オタクの独り言
記憶のカケラ拾い集めて



我が家は小さな理髪店でした。

子供の頃、12月はいつも忙しくて
休みもほとんどなく、両親は
朝早くから夜遅くまで働いていました。

毎日の食事の用意と後片付け
休日の店の手伝い、掃除、洗濯
年末の大掃除、おせち作り…等々
両親が忙しくてできないことは
みんな私の仕事でした。


今思えば、あの当時は
日本中が働き者で、貧しくても
一生懸命に生きていたのだなあ…
なんてね。

休みの日に遊びにも行けない
クラブ活動だって十分にできない
そんな生活に不満はあったけど。

自分は絶対に自営業にはならない、
サラリーマンと結婚する!って
心に決めていたからね(笑)

まあ、何だかんだで幸せだった日々。





千華・2021-12-22
千華のトリセツ
記憶のカケラ拾い集めて



カレは料理が得意で
私には面倒な凝った料理や
アウトドアっぽい料理を
よく作ってくれた

そういう時は
下手に手出しをすると怒られるので
下ごしらえだけして
あまりかまわないようにしていた

なので
私はカレのレシピを知らない

そんなカレが
自分の病気を知ってからは
娘に色々と伝えていたようで
娘はそれをレシピノートに書いていた


それを見ながら
時々カレの料理を作ってみる
カレみたいに上手くはできないけど

鍋だしの取り方
魚の煮付け
ローストビーフ
だし巻き玉子…

昨日 私が作っただし巻きは
表面が焦げ焦げで
形も不格好で
お世辞にも上手とは言えない

それでも
確かにカレの味だった
懐かしい味だった






千華・1日前
記憶のカケラ拾い集めて
あなたと私の物語
ふたりのレシピノート

若い頃、連れ合いが
いつも言ってた

俺は多分長生きできないだろう
太く短く生きるからな、って

口ではそんな風に言っていても
本当にそうなるなんて
きっと思っていなかったよね

貴方流の強がりだった?
私への言い訳だった?

太く…かどうかは分からない
でも、本当に短かったね

62年の人生
貴方は本望でしたか

千華・2022-04-27
連れ合い
あなたと私の物語
記憶のカケラ拾い集めて


昔、大好きだったアニメ(あの頃はテレビ漫画って言ってました)が、アマゾンプライムで見られるようになりました。
喜び勇んで、一番好きだった話をおずおずと見てみたのですが…。

何と言うか、ちょっぴり残念っていうか、これが思い出補正なんでしょうかね。
ああ、あの頃私は、この程度で感動してたのかあ…と、今更ながら苦笑してしまいました。

もちろん今でも大切な作品であることは間違いありませんが。
やっぱり、懐かしい…だけでは片付けられない思い入れがあるんですよね。

つまるところ「作品として良い」というのと、「好きだ~~!」というのとは、全く別物なのでありました。(^o^ゞ



千華・2021-04-04
記憶のカケラ拾い集めて
オタクの独り言
好きなアニメ★
ちなみに「グレンダイザー」という作品です

昔はよく
家族でキャンプに行った
貴方は
アウトドアの達人だった

何から何まで
貴方にお任せで
それでも楽しかった

仕事を辞めて
時間ができたら
キャンプ道具を車に積んで
ふたりでのんびり
あちこち回りたいね

そんな約束
今はもう
遠い記憶の彼方

押し入れに突っ込んだままの
キャンプ道具たち
寂しくて泣いている

千華・2021-12-06
遠い記憶
戻らない時間
思いは今も
記憶のカケラ拾い集めて


多門夜八郎(たもん・やはちろう)――私の(たぶん)初恋のひと。


偶然の出会いは、小学5年生の時。
夏休みに、泊りがけで遊びに行っていた祖母の家で、たまたま見つけた1冊の本。
ずいぶん分厚くて、しかも2段書きだし、難しい漢字がいっぱい並んでいる……。
でも、それにも増して蠱惑的(爆)な香りが漂っていて、思わず手に取っていました。
そうして、おそるおそる開いた本の面白さ! 時間のたつのも忘れて読みふけり、気づいたときには、もうどっぷり(笑)。
後生大事に、おばあちゃんちから譲り受けて帰ったのでした。

それが、私と「われら九人の戦鬼」(柴田錬三郎著)の主人公、多門夜八郎サマとの出会いです。
いわゆる(ジュニア向けじゃない)本格的な時代小説との最初の遭遇。
時代小説とか、歴史文学とか、それまで出会ったことのない世界でした。(ドキドキ…)
そこに颯爽と現れた、強くてニヒルでかっこよくて、ちょっぴり「暗い眸」をした美青年剣士。
「ウッソ~~! 何これ? なんでこんなにステキなの~~?」と、もうパニック。
こうして、最初の登場シーンから、おませなロマンチスト少女は、多門夜八郎という架空の男性の虜になってしまったのでした。
思えば、これが私の初恋だったのかもしれません。

舞台は室町時代後期、激動の戦国時代へと動いていく歴史の転換期です。
幕府の支配力が弱まり、各地で豪族たちが力を伸ばし始め、天下は混迷の度を深めていました。
その混乱の地に颯爽と降り立つ、われらが多門夜八郎! たった一人で諸国を流浪する無名の浪人として登場しますが、実は時の将軍足利義晴の血をひく若君なのです。
そうそう、このパターン(尊い血筋の出でありながら、いろいろあってうらぶれた暮らしをしている……という)「貴種流離譚」というらしいですが、シバレンの好きなシチュエーションなんですね。

「われら九人の戦鬼」にはまった後、何冊か立て続けにシバレンの本を読んだのですが、お話のパターンがとてもよく似ているんです。
主人公の生い立ちや、性格や、外見や、登場人物の構成まで。(眠狂四郎だけはちょっと異質かも?)
いわく、出自は貴種でありながら、さまざまな事情で生い立ちに翳があり、その影響で性格もかなりひねくれてて、世の中を斜めに見ているようなところがある。そのくせ芯は熱くて結構純真だったりするのですが。

外見はめっちゃかっこよくて(しかも憂いを秘めている……ってところが女心をくすぐるのよね)、剣はものすごく強い。
当然まわりの女が放っておかなくて、すごくもてるんだけど、本人はいたって女には冷たい。
そこで必ず、報われない愛のために、ひたすら主人公を追っていく薄幸のヒロインというのが登場するわけです。これがまた、絶世の美女! っていうのもパターンなのよねえ。(……ため息)

ストーリーをごく大まかに説明すると、多門夜八郎と八人の仲間(と呼べるほどの絆で結ばれているわけでもないのだけれど)が、旱魃と非情な領主に苦しめられている領民を救うために戦う、というもの。
しかし、肝心の「九人の戦鬼」の活躍は、物語のごく終盤にさらっと語られるのみで、主眼はあくまでも多門夜八郎個人の生きざまにあります。
戦いと虚無の中に身を置きながら、あてもなく流浪を続ける孤独な剣士。決して癒されることのない魂を抱いて……。

さらに、かれをめぐる、多彩で魅力的な登場人物たち。
無理やり操を奪われたにもかかわらず、夜八郎を生涯ただひとりの人と思い定めて、どこまでも後を慕ってゆく可憐な梨花姫。
その姫を守って、ひたすら忠節を尽くす純粋無垢な若者、柿丸。
夜八郎の剣のライバル、九十九谷(つづらや)左近との、生死を懸けた戦い。
のちに仲間となる男たちとの出会いも、詳細につづられていきます。

息をもつかせぬストーリー展開の面白さもさることながら、この小説の魅力は、やはり何といっても、主人公多門夜八郎の人物造形によるところが大きいでしょう。
まあ、シバレンの小説の主人公というのは、みな大体「こんな感じ」であることが多いのですが……。

それにしても、強くて、かっこよくて、どこかに翳のある、クールな(というか、少~しダークな)美青年というのは、いつの時代も乙女心を虜にするものなのですねえ(笑)。
自分を梨花姫になぞらえるのは、いくらなんでも図々しくてできませんでしたが、姫が胸の病に冒され、夜八郎の腕の中で薄幸の生涯を閉じるところでは、我がことのように涙いたしました。
その後、柿丸と二人きりで埋葬を済ませた夜八郎が、姫の墓標を振り返って「あれが、俺の妻だ」と呟くところで、またまた涙……。
さすが、シバレン! ツボを心得ていらっしゃる。

ともあれ、私にとって「われら九人の戦鬼」が、いつまでも特別な作品であることはまちがいありません。
バレンタインデーに、初恋の思い出でも書こうと思ったものの、やっぱり私の恋バナはこうなってしまうのね…😅





💖『われら九人の戦鬼』柴田錬三郎著

千華・2022-02-14
好きな本★
千華のトリセツ
万年妄想乙女
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記憶のカケラ拾い集めて

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