#身分違いの恋

私　　 俺
が　　 が
生　　 先
徒　 生
じ
ゃ
な
け
れ
ば


『「この恋は実りましたか」』

たとえ身分違いの恋だとしても

君と一緒にいたい

君を愛し続けたい理由が

ここにある

私はただ君のことが

好きなだけなのに＿

あなたは小石
どこにでもある
小さな小さな石

私は水面
波風のたっていない
大きな大きな水面


だったはずなのに


ほんの一瞬の出来事で
あなたは水を纏う小石に
わたしは波風のたつ水面に
なってしまった

暗闇の中にいる僕には

光に包まれてる君が

とてつもなく

美しく見えた。



身分の立場とか

関係とか


どうしたって

君につりあわないのは

分かってるのに


恋をすることさえ、

一方的で、

想いを伝えることが出来ない恋さえ、


してはいけないと

定められてるのは

おかしいと思うんだ。


君に

想いを伝えようなんて

思ってない。

見つめることも

諦める。


でも

“ 想う ”ことさえ、

駄目だと言われてしまったら、

僕はどうすればよいのですか


君が

僕の生きる源だと

言ったら、

君は苦しみますか？

迷惑ですか？


君の光は、

僕を包んでた暗闇に

射し込んだ。

君が

僕を生かしてくれた。


どうか、

恋をさせる権利くらい、

与えてくれませんか？

『飢えた蜘蛛』


キラキラ光る粉を振り撒き空を飛ぶ姿に恋をした。愛してはいけない人。

朝露に濡れて光る貴方を捕まえる為のテリトリー。それを見て、無垢な笑顔で「綺麗だ」というあの人を愛してしまった。

振動したテリトリーが貴方の居場所を指先に伝える。
もがきながら「助けて」という貴方を助けたいと思いながらも「このままいっそ」とも思ってしまう。
苦しむ姿さえ美しいのなら貴方をこのままいっそのこと。

私じゃあなたと釣り合わない

所詮は身分違いの恋

学歴も違い過ぎるし

収入も違い過ぎる

あなたは雲の上の人

私は雲の上には行けない

私はあなたの笑顔を見ると
胸がキュンとしてしまうの。
逆にあなたとお話ししている女性がいると
胸が締め付けられるの…
この気持ちが恋なの…？
わからない、わからないけど
私はあなたのことが
大好きっていうことぐらいはわかるよ。
身分不相応な恋だけど想うことぐらいは許して…。

好きになっちゃダメなのに　
　　　　　心音がなりやまない