#追憶の鎖

失敗作の僕なんて消えちゃえ。

早く僕を殺さなきゃ。

本当は聴こえてるのに怖いから耳を塞ぐの。

どんな時も笑って愛嬌振り撒くように

もしも僕の願いが叶うなら、
僕以外の全ての人が
幸せで居られます様に。

僕はどうなっても良い。
他の誰かが幸せで笑ってくれるなら。

｢○○○何て居ない方が良いよ。｣
｢○○○、※んじゃえ。｣

逃げてばかり。
勉強も出来てない。
何で生きてんの？って
聞きたくなるような生き方ばっかり。
指示待ちで豆腐メンタル。
怒られても逆ギレして、
すぐ泣き出すし、
すぐ体調崩すし、
すぐ病む。
いつも答えを見ながらじゃないと
何一つ、一人じゃ出来てやしない。
害児としか言い様がない。
大事なときに現実逃避して、
失敗すると理由探ししかしない｡
世界一の出来損ない。

本当に※んだ方が良いよ。
做欺なんて※んじゃえ。

『何者にもなれないのなら、いっそ…。』

僕は何度、
此の失敗を繰り返すのだろうか。

モザイクで目の前の涙が見えないかい？

馬鹿だなぁ。
無意味に思い出して、
震えが止まらなくなってさ。
何やってんだろ、僕。

そっと目を覚ます、

時計の針は5時30分をさしている

横を見れば2つ下の女の子が寝ている

もう1つ横で寝ていたひとつ下の女の子が目を覚ました

その子と一緒に部屋を出た

朝日の光が照らす

窓を開ければまだ肌寒い風が頬を撫でた

君の右手首の包帯と私の左手首の包帯が風に靡いた

そんなとれかかった包帯を気にせずに

私たちは

毛糸とかぎ針を持ち出して

昨夜の続きのマフラーを編み始めた。



懐かしい。

児相での暮らしも悪くなかったな。

そんなことを、

朝日の光が照らす窓を開けながら

ふと思った。

※深い意味はありません※

頼るのが苦手で誤解される。
些細な事なら簡単に頼れるのに
重要な事に限って頼るのを辞めてしまう。

豆腐メンタルでマイナス思考。
その分だけ頭が回るから
相手の善意を「正しく」受け取れない。

on/offの差が激しくて
泣き虫か無感情の2択しか出来ない。
社会的な愛想は出来るのに
相手の愛想は好まない。

不安になると直ぐ
ネットや好きな事に逃げる。
現実のメンタルをどうにか誤魔化せる範囲で
保とうとすればする程、現実逃避をする。

不必要な事にまで
頭を使ってるからなのか
体質的に疲れやすい。
精神的な事が身体的に出やすい。

耳を使わなくて良いから
文字での会話の方が精神的に楽。

本当は見えてるのにツラいから目を逸らすの。

本当は解ってるのに苦しいから心を閉ざすの。

「いつも笑ってるね」
「感情的な所、見たこと無い」
「変わってる」
「歳不相応」
「可愛気が無い」
「無愛想」
「目付き悪い」
「偽善者」
「良い人ぶってる」
「笑ってる顔、気持ち悪い」

『左様ですか。』