#遠く

大丈夫なふりをするのは
心配かけたくないから
でも本当は
今すぐ泣きそうで
どこか遠くに逃げたくて
だけど私は
頑張ると誓った
君の笑顔が見たいから

あの夏のさよならは別れでなく

果てない君との約束

遠く離れてもまた逢えると信じて

どこか寂しそうに
遠くを見つめている
君はいったい
何を想っているのだろう

君の無邪気に笑うあの顔も
今はもう何処か遠くへ

遠くに行かないで

どんなに遠く離れていても

銀河に瞬く満天の星の中で
ｲｯﾄｳｾｲ
君は、僕が見つけた青星

あの日が
　　　　あの時が
　　　　　　　　あの記憶が


全て遠く懐かしく感じる…

失って初めて気づくんだんね？


「大切な人」の存在

僕達は心に傷を残すためでなく

愛を残すために出逢った

たとえ君と遠く離れても愛している

その頑張りは
間違いなんかじゃないから
意味がなかったなんて言わないで
その頑張りを
理解してくれる人が絶対
君のそばにいるよ
遠く離れている私ですら
それがわかるんだから。

君も、僕を置いて
何処か遠くへ行くんだろ？

そしていつか、
僕を忘れてしまうんだ＿

遠く離れた見知らぬ場所
不安ばかりはもったいない
挑戦しなきゃ
なにも始まらないから

雲一つない青い空

太陽が山から顔を出している

風が強く吹きつける

風を上手く利用し飛んでいる鳥

畑に止まっていた烏も飛び立った

木の葉も風で賑わっていた

1枚の葉っぱも無心で飛ばされていた

少し肌寒い中、

揺れ動かされる服・靡く髪

僕はただ突っ立って、

ぼーっと空を眺めた

腕から滲み出る血

ふらふらする体

その瞬間、

僕の瞳に映るもの全てが

耳から聴こえるもの全てが

綺麗で美しいと感じた

この美しいもの達に

自分の全ての身を任せ、

どこか遠くへ飛んで行きたかった

遠く遠く見果てぬ先には
小さな小さな微かな灯(ひか)り


諦めが願いと希望に押し込められれば
願いと希望に現実の悪魔が囁く


迷い悩み不安の自問自答が
繰り返される


繋ぎ留める一縷(いちる)の望みが
折れそうな 壊れそうな


最後(いみ)を離さなぬようにと



消えて無くならないようにと



今は



小さくも微かな灯(ひか)りに

ひとひら ひとひら散りゆく花びらを
見つめるたびに溢(あふ)れだす



ひとひら ひとひら散りゆく花びらを
見つめるたびに思いだす



胸の奥の欠片(かけら)が誘(いざな)う

遠く淡い季節(とき)に置いてきた元へ



あなたの仕草が...
あなたの笑顔が...
あなたの声が...



季節を重ねてゆくたびに
彩(いろ)は褪(あ)せて...



今はセピア色にしか映らない



不意に溢れた想いの彼方(かなた)に

君がくれた花。
君と見てた雲。

君がくれた景色、
君がくれた未来。
君と望んだ夢。

「君がくれた愛。」
遠くの空に響きわたれ!