#零れ恋慕に色彩を

君の好きなところって

君だから好きなとこだった

君の隣を意識してから

服を買うのが楽しくなったよ

虹の終点の君を目指した

辿り着く前に消えること

頭では分かってるのにね

君の優しさが光のままで

眠れぬ夜に降り注ぐように

世界に想いが溢れたら

砂粒みたいな恋などすぐに

水底に隠れて仕舞うよね

君の喉に掛かったフィルター

セピアめいた話の種も

虹色の花が溢れて聞こえた

航路を知れば充分だった

1度君を目指した舟は

帰りの地図を放していたの

わがままな心増加警報

恋と名付けて免罪符

ただの後輩に向けた好意と

特別な1人に向けた好意

その差を埋める魔法を教えて

お祝いされた先輩よりも

喜んで貰えた私の方が

嬉しい自信ありますよ

君が傷を分け合いたいと

願える誰かは私じゃないね

何気ない言葉に迷うから

急いた鼓動が恋だと知った

今1番の幸せが君の

たった一言で叶っちゃう不思議

偽物の涙に気付けちゃう程

愛を育てたはずだったのに

君の語る幸せな物語

隣ではしゃいだ私は助演