書くとココロが軽くなる 僕が嘘になれたのなら
君にもう一度会えたのって
届かない問いに願いを込めて
この世界を忘れるために
今日も歌うんだ
「この歌がさ君に届きませんように。」
青く澄んだこの空を
見て見ぬふりするつもりでさ
翼が無いから飛べないなんて
思い込んでるままだろう
高い壁の向こうだって
空はあんなにも青いんだぜ？
明日は快晴 さぁ、飛び立とう
スリー ツー ワン
「スーパーヒーローになってみたい」
ありえない夢を語ってさ
そんな妄想ばっかのまんま
悪者にすらなれやしない
そのままでいいよって言う君のことを
救うために変わりたいんだって
言えないまんまの臆病な僕
夢で終わったら空は飛べないんだよ
夏が終わるまで君と笑おうって
月の裏でサイダーを買うんだ
笑うサイレンで頬に伝うのは
崩れる都市の夢の欠片
忘れたくないと恋が言うから
僕らは何度も星を巡る
その度自販機の前で言おう
「サイダーが良いな」
見下されるのに疲れ切って
心すら視線に毒されて
それでも君だけが心臓に根を張っている
かぼちゃの馬車も 硝子の靴も 星のドレスも
全部、全部、いつかは解ける氷の魔法で
それでも冷めぬ夢を見るのだ
君に恋をした 私はシンデレラ
誰かの言葉で殺されて
誰にも認められず生かされて
それでもまた 壊れた唄をかき集めて
どうだろう まだ届くかな
一人きりのショーは終わるのかな
君が隣にいないままじゃ
夜明けなんて来ないから
「眠れないんだ」
笑えないなら僕の手を取って
蒸し暑い夜から駆け出そう
この暗い世界の最前線で
今日の夜を超えにいこう
私たちは、一人ひとりの持つ
言葉の力を信じています。
