のあの方舟・2025-06-08
Noah'sArk
誰かの幸せを願う度に
私の居場所が無くなる
死にたい気持ちを後押ししたのは
それ以上の生きたい気持ちだろう
誰にも言えないことまで
誰よりも分かってくれた
忘れたふりで生きていいよ
過去は君を追いかけてこないから
私には知り得ない大荷物を
君は背中に隠してたんだね
今日泣いてしまったら
願いの星が見えないね
神様、明日は晴れますか
まだ見ぬ今日が怖いです
夢幻の中に木霊する優しい声
醒めるなら記憶から消したくて
幸せそうな人を見ると
涙が出てくるのは何故
やあやあ、いらっしゃい
僕と茶話会を始めようか
私のために咲いて枯れてよ
こんなに愛してるのに何で
来年の今日に届けばいい
君へ星に綴じた愛の言葉
涙零れた花に微笑みを
終焉の光は静かに咲く
君が足りない私の心臓は
鼓動の隙間に哀が染みる
君が蜜蜂の罠に引っかかって
痛い目にあって目を覚ませば