#↬6月

＂きみが好き＂なんて

臆病な私は言えないから

君の家の近くの海岸で

梅雨夕焼けに向かって放つだけ

滝のように降る雨の中で

居なくなった君を探した

結構好きなタグ出来たので
お届けします（・ω・）

〈タグ紹介〉
　滝雨の中で
・たきあめのなかで・

梅雨が使い時だよ^＿－
ぜひ使ってくださーい

君が隣に座って

何も言わずに背中を摩ってくれた


涙の糸がプツンと切れて

大粒の涙が溢れ出した


そしてだらしなく

君の前で泣いてしまった


涙流す私の横で

君は何も口を開かずに

ただ背中を

摩ってくれていただけだった

晴天ばかり咲く夏まであと少し
君に会えるのもあと少し

もう少しの辛抱だ
今日の雨も君ばかり考えている

海は君の水着姿が見れて

山は君の汗かいてる姿が見れる


とまぁこんな想像しても

君の隣には歩けないんだけどね

君のとなりで呟いた

＂君のとなりじゃなきゃ
　こんな距離近くないよ＂

｢俺優遇されてる？｣

｢他の人よりかは圧倒的に｣

｢ふふふ、やったね｣

｢はい次行きまーす｣

｢わぁーごめんなさい！｣

片思いだと分かっていても

君が好きだから
どうしようもないんだ

好きなのも諦めきれないし
嫌いになんてなれやしない

君を傷つける気は無いからさ

君のとなりで君の恋を
見守らせてはくれないかい

君の恋が実ったとき
何も言わずに離れるだろうけど

そのときは察してくれ
多分そのとき僕は泣いているから

＂俺たちズッ友！＂

なんてにこやかに放った君が

一番最初に居なくなるなんてね

心が泣きたいとき
君は必ず気付いてくれる

心が涙を流すとき
君は涙を拭ってくれる

優しく包み込んで
背中を優しく撫でてくれる

そんな君が大好きで
離したくなくて

君がしてくれたこと
私もしたいって思うの

塵々なる砂模様

貴方と交わした約束も

過去話の山に

振りかぶっただけ

色褪せた思い出を飾る

別れた君をまだ思う私は

未練ありすぎる女だけれど

君も私を想っていてくれたらな

なんてかわいい女の子の隣で

幸せそうに笑う君を見つめてしまう

この恋を諦められたら

なんてずっと思ってました

君に届かないように願って

"君のこと ずっと好きでした"

なんて書いた手紙をポストに入れた


届いて欲しいけど

届いた時は忘れて欲しい

なんて我儘すぎるよね


君への最後のラブレター

もう気づいてたでしょ

もう意味ないよ

それじゃあ忘れてね

君を失った今となっては
もうなにもできなくなってる

君がいなかったら
生きる資格なんてないんだ

君を助けられなかった
僕は約束したんだ

"命をかけて君を救う"って
"君を救うなら僕は命など絶てる"って
君に言ったよね

なのに
約束守れなくてごめん

君を失ってからは
すぐに吹っ切れられると思ってた

でも そんな安易じゃなかった

ずっと引きずって
ずっとどん底に蹲ってる

いつもだったら
君が引き上げてくれるのに

なんて考えてまた落ち込んで

いっつも僕は君に救われていた
だからこそ君の穴は大きかった

いつか君を救える
人間になれたらと思った

でもなれなかった
僕じゃなれなかったみたいだ

あなたとの部屋で一人夢を見る

あなたと手を繋いで街を歩く私

あなたと一緒にご飯を食べる私

あなたと一緒のベッドで眠る私

あなたと甘いキスを交わす私


いつになったらあなたと会えるの

私ずっと待っているのに

なんてワガママ言っても

あなたは仕事の関係上

帰ってこられないのにね


でもこれだけは感じる

あなたも同じ思いだということ

一人で部屋にいたって

私たちは独りじゃないの


あなたがいるから

あなたと会えるのなら

この日々を生き抜くから


またいつか

独りじゃないって証明してね