#光と影が調和して

゛光は君で、影が私゛






私はそっと呟く、
「釣り合わない恋ですね。」




君はそれを聞いて言う、
『それは君次第だよ。』

君は頑張り屋さんだね
いつも笑って
平気な顔してさ
無理しなくていいんだよ？
何のために私がいるの？
いつでも話聞くから
頼りたい時に
好きなだけ頼っていいんだから

sos
在り来りな言葉は

川へと投げ捨てられ

何処へ辿り着くのか

揺れる声色

生き狂う僕等

今宵目に映るは美しき可惜夜

放課後

君の席に座る

その時思った

私は君が好きなんだと＿＿。

今、口を開いてしまったら

隠してきた醜い感情まで

貴方に伝えてしまいそうで

必死に涙を堪えていたの

気づかなかったんじゃなくて、

気づこうとしてないだけじゃん。

無視してるのそっちじゃん。

無理させてるのそっちじゃん。


いい加減分かってよ。

貴方は光。私は影。

影は、光に照らされていないと存在することを許されない。


私も、光になれますか？




貴方のような、誰かを照らす太陽になれますか？

突然　眩しい光に包まれて

眩くって眩くって、

私は必死に目を開けようと

慣らそうと

光の中でもがいて


やっと見えた

見つけたその空は、



酷く懐かしい　忌々しい私の影を

一生懸命に照らす

光の空だった

生きたいように生きる

君は君らしく

私は私らしく生きればいい

私の人生は私が決めて

君の人生は君が決める

共感して すれ違って

それもまた
私たちの人生なんだよ

私は輝く貴方が好きだ

今の貴方は輝きが無く
何処か沈んでいる

何も出来ない
何も出来ない

何も出来ないから
何か出来るのでは無いだろうか

私なりの精一杯
「ねぇ＿＿＿＿＿＿…」

人は良いところだけを
『思い出』にする。

だから『思い出』は
綺麗なままで残ってるの。

何回この人生繰り返したとしても

何回だって同じ道を歩んでみせる

君は光
私は影

影すらもなかった私に
影をつけてくれたのは

君の光だった