1話 小さな喫茶店。
とある街の片隅に、喫茶メルトはある。
別段都会でも無い、そんな場所。けれどひとたび足を踏み入れれば、紅茶と洋菓子の良い香りが出迎えてくれる。
向かって左側にはカウンター席が6つ。右には4人がけのテーブル席がふたつ。
こじんまりとしながらもヴィクトリア朝時代の趣を感じさせる、華美過ぎない調度品の数々。
カウンターでカップを磨いているロングメイド服の人物がこちらに微笑んだ。
はやま(メイド概念)・2025-12-08 #喫茶メルト #小説
