#夢花火が散る前に

弾けた思い出

もう帰ってこない貴方

灯りが消えた夢花火

恋の魔法が解け切る前に

貴方にこの想いを伝えるわ

作り笑顔でいるくらいなら

本音の涙を頂戴

海月のように水中に漂い
菫色に光を放ちながら
深く沈んでいく

君　ど　ど　君
は　ん　ん　の
あ　な　な　心
の　に　に　は
子　私　私　い
に　に　に　つ
夢　時　好　ま
中　間　き　で
で　を　だ　も
他　費　と　あ
な　や　伝　の
ん　し　え　子
て　て　て　に
愛　く　く　向
せ　れ　れ　い
な　て　て　て
い　も　も　い
　　　　　　る

八月最終日に

真に結ばれた

カップルだけにしか

見るとこができない

伝説の花火を

ボクたちはまだ

見たことがない

今年こそは

絶対に見よう

夏休み前に

キミと指切りを

交わそうとしたら

キミはなぜか拒んだ

指切りにすがるようでは

伝説の花火を見ることなど

叶いはしないと

愛すから放っておかないで
隅っこで膝を丸めて居たくないのに
朝にはきっと目が腫れる
片っぽが我慢しないとね

気づき疲れた心と
傷付き飽きられた身体
濃い愛と重い想い

全部うまくいかないものね

ほんのり頬が紅に染まってみえるキミ ︎︎ ︎︎ ︎︎ 

まだ灯らされた幻想だから ︎︎   ︎︎ ︎︎ ︎︎  ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎










火玉のようにおちてと

そっと隣で願っておこう

夢色に描かれたこの空間が

ずっと終わらないで欲しいと

花火が全て散りきる前に

貴方の手を取り少しばかり願ったの

夜空に無数の火花が咲いた日

盗み見た横顔があまりに綺麗で

まるで夢を見ているようだった

この　　手のひらを

あなたは　あの日　　強く　握り返した

この　　手の　中に

はじめて　幸せが　　舞い込んだ　と　思った


真夏の　夜に　　恥じらう　恋は

あなたの　指先が　　いたずらに　咲かせた　花

愛の　ささやきに　酔いしれて　　艶めくけど


ほんの　一瞬　　輝きを　放ちながら

静寂へと　吸い込まれた　夢物語

あなたとなら
儚く散る愛でいい

このひとときにかける
目一杯の情熱のために

きっと
私たちは
生かされていたんだ

枯れない輝きの花が咲くなら

どんな夢で味をつけようか

想  言   恋  風  夏
い  葉   花  に  の
響  ひ   火  舞  夜
か  と       い
せ  縒       ゆ
    り       く
☞

花火が散る前に＿

君は＿花火を撮るんじゃなくて＿
僕にカメラをむけてシャッターを押した＿

君は花火に夢中すぎはて横顔が綺麗で
見とれた僕は＿嬉しくてつい撮ってしまった