#大学

あの魔女は
大学で
伝送工学を
学んだ。

シンセサイザーの
音を
あなたの
耳に
届けるために。

実社会では

何を練ったか

ではなく

誰が練ったか

によって

物事が

判断されてしまう。

就職試験で

学歴が

重視されるのは

そのためなのだ。

しかし

学歴のために

ねるねるねるねを

練るという

ことは

大学と

ねるねるねるねの

本来の趣旨に

そぐわない。

光速で移動する宇宙船の中で、ねるねるねるねを練るとどうなるか。あなたの考えを400字以内で述べよ。

解答例：
「練れば練るほど、色が変わって、こうやってつけて、うまい✨🧙✨🎶」



模範解答を書いたはずなのに、私は不合格だった。

しかし、あんな大学に進学しなくて、正解だったと、今では思うのだ。

明日は会えるかなって

先週を振り返る瞬間

こんなにも歪んだ気持ちのない恋は

君が初めてだと気付いたの
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でも、どうせ私のことだから

いつかは妬いて焦って

苦味の強いものに変えてしまうと思う

だから、今は

楽しくて幸せなだけの想いに

心溶かして流れてたい

勉強で悩んでいた大学生だったころ

図書館で借りた

ある本に書かれていた次のような記述に

私は感銘を受けたのだ。：


”
「ねるねるねるねの練り方」という本を読んだだけでは、色は、絶対に変わらない。色を変えるには、ねるねるねるねを怖がらないことと、繰り返し練ることが、大切だ。
”

田舎の学校に通っている私は、
東京の大学に憧れている。

大学で私は、ネルネの理論を学びたい。

そして、ポリンキー派のことについても、私は学びたいのだ。

あの人はいつも一人で行動していた。

大学のラウンジで、ドストエフスキーの本を読みながらねるねるねるねを食べているあの人を見かけた。

それ以来私も、ねるねるねるねを買うようになったのだ。

文化の日だからだろうか、近所の大学では

文化祭の催しをしていたようだ。

僕はただ通り過ぎたが…

あの魔女は

あなたのことを見ていた。

芸術化産業の、担い手として…

大学の図書館で借りた本に

「異端者の告発」というタイトルの

話が載っていて

内容は忘れてしまったが

タイトルだけは覚えているのだ。


ねるねるねるねの魔女も

異端者だったに違いない。


それゆえ

あの魔女の映像は

今でも人々の記憶に

刻まれている。

せっかく大学にいかせてもらえるなら

田舎の、人気のない大学じゃなくて

都会の、名門大学に行ってみたかった。

そこで僕は、ねるねるねるねを練るのだ。

恋人もできて、そして…

そこでいつも、僕の空想は

終わってしまう。

今僕の目の前にあるのは

ねるねるねるねではない

名前もしらない

お菓子と、安酒だ。

座標…
角速度…
三角関数…
複素数…

大学でこういう
高校で学んだ数学を
使うとは
誤算だった。

大学で僕は
ねるねるねるねを
練るつもりだったのに…

最近の大学生は
レベルが低い。
彼らときたら
色さえ変われば
あとは何でもいいとでも
言わんばかりの
始末なのだから。

私は

大学は

食品工学部の

応用ねるね学科に進学した。

理由は

当時のねるね学科は

人気がなくて

私のような

成績が悪い人間でも

簡単に

入学できたからだった。

もう学校諦めて

新潟県から出て

歯科衛生士の夢も諦めて

彼氏と愛知県に行きたい

皆自分勝手なんだから、私だって自分勝手になっても良いんではないでしょうか

もう苦しい思いなんて絶対無理だよ、

夏休みという
言葉を聞くと
大学生だった頃の
長すぎる夏休みを
思い出す…

理想が高ければ高いほど
夏の眩惑が
僕を苦しめる

もし
あのとき
あの魔女の助言を
素直に
聞いていたら

あるいは…