#家庭環境

『噛んじゃダメ…』


あの子の『綺麗な爪』を羨みながら

　　　ｲｴ
暗くて冷たい檻へ帰る

ｱｲ
　部屋の隅で家族を待ちながら

もう噛めるところさえなくなった

『ボロボロの爪』を噛む

この家庭環境は

私にからしたら ひとつの

「地獄」なのかもしれない、

誰かに本気で愛されたい。

誰かに本気で求められたい。

重くたっていいから

1度でいいから心から愛されたい。

今願うことはゆっくり寝られること

何の心配も不安もなくぐっすり寝られる環境だったら良かったのに

なんで寝たらダメなんだろう

ほんとにいつか倒れてしまいそう

そもそも言ってることが矛盾してて後手後手になってるよ

親の言うこと聞いて

親の顔色伺って

親に逆らうと怒られて

「親」ってなんなの？

神様かなにかなの？

「もう終わりにしたい」


そう思うこともあるけど、

今ここで私を終わらせたら

多分後悔しちゃうから。


私はまだもう少し

「私」を楽しみたいと思う。

みーんな都合のいいことばっかりだね

何に振り回されてんだか

普通の家庭に生まれたかった。


もう嫌だ。家にいたくない。


消えたいよ

「3人家族」だなんて言葉が
よくも言えたもんだね
父親を蔑ろにしているのは
他でもない貴女の癖に

嘘でも「嫌い」だなんて言いたくない。

嘘でも「嫌い」だなんて言えないよ。

「男性恐怖症」

この恐怖症になった原因は

私の今の父にある。

私の実の父親は私と母を捨てた。

そして母が実の父と離婚したあと、

マッチングアプリで知り合って

結婚したのが今の父。

すごく優しくて笑顔でいてくれる

素敵なお父さんだった。

でもそれらは全て偽りで最初だけ。

今は母との夫婦喧嘩で

母を殴ったり

家のものを壊して部屋を

ぐちゃぐちゃにしたり

大声で怒鳴りつけたり

家出をして無断欠勤を続けたり

私たちに家族ではないかのような

振る舞いをする。

その結果、私は男性が怖くなった。

2個上の男性でも怖いから、

男の先輩と話すのも怖い。

街中で酔って騒いでいる男の人たちなんて

見るだけで体が震える。


そして母にはこう言われた。

「お父さんのはDVっていうの。」

「体に対する暴力じゃなくて
心に対する暴力」

「精神的DVだよ」

私への「呪い」になったもの、

口喧嘩も

取っ組み合いも

家出するのも

家出に連れて行かれるのも

殴り合いも

包丁振り回すのも

家の中ぐちゃぐちゃにされるのも

喧嘩に巻き込まれるのも

仲裁に挟まれるのも

警察沙汰になるのも

会社の人巻き込むのも

親戚巻き込むのも

不動産会社から苦情くるのも

ぜーんぶ慣れたんだよ。

こんなに耐えてきたんだよ。

偉いでしょ、？

家庭環境がよくないあの子。

もちろん、本人は辛いんだと思うけど、

羨ましいって思ってしまう自分が居る。

愛されて居なければ、

自分を嫌いでも、

こんなに苦しまなかったのか。

愛されて居なければ、

気にせず迷惑をかけることもできたのか。

愛されて居なければ、

もっと簡単に死ぬ覚悟ができたのか。

こんな風に考えてしまう。

嫌いって言って別れるとか

もう話さないようにするとか

忘れるとか。

全部無理に決まってるじゃん。

だってこんなに好きなんだもん。