#巡る追想

僕らの間にはたしかに愛があったこと

誰も知らなくても空は見守ってくれた

心動かしてくれた君は

心臓みたいな人だった

夕日は哀を誘うけれど

隣に君がいない夕日は

こんなに寂しかったか

優しい香りはいつの間にか

寂しさを誘うようになってたの

戻らない時間だと解っている

戻りたい気持ちを抱えながら

君との恋物語は終わってしまっても

想い出の全てが“好き”で溢れているの

あの日の私が君に伝えた愛言葉

いつか君が忘れるのなら哀言葉

君がいたことを教えてくれる季節

色褪せることなく想いは巡ってる

二人で描いた愛は色褪せても

想い出の色は色濃く残ってる

君の心に触れたとき

僕の心は震えてたの

「さよなら」ではなく「ありがとう」

最後の言葉は君なりの優しさだったのね