#幸せだった

勘違いしてる時が1番幸せだった

愛する君の口から出るのは

過去形になった感謝混じりの言葉達

思い出の中でお茶会を開こう

待ち合わせは過ぎた幸せの先で

シャー芯が折れるみたいに呆気なく

私の恋は壊れてしまった

まがい物の愛を

真実の愛と疑いもせず

貴方を愛してた

あなたのこと……


忘れるはずが　　ないじゃない



言葉も　　瞳も　　仕草も　　背中も


抱きしめてくれた　あの夜に

初めて　知った　ぬくもりも




あなたの　　すべて　　　みんな……　　みんな……

「幸せに出来なくてごめんね、
のあほんとにいい彼女でした、
今までありがとう」
なんて言葉聞きたくなかった


でもね先輩違うんだよ
私幸せだったよ
先輩と付き合えて幸せだったから
そんな事言わないで、

先輩といられるのも

あと少ししかないなんて

思いながら

過ごしてたあの時間も、

今思えば全部幸せだった。

恨んでいる訳でもなければ

嫌いになった訳でもない。

一番最近の夢の内容が、
貴方と付き合う夢だった。

私も貴方も幸せそうに笑って、
見つめ会って、
共に行動して。
恋人っぽいこともして。
本当に、幸せだった。


だからこそ、夢から覚めたく
なかった。
ずっと続いて欲しかった。

もっと私が

可愛かったら

そうしたらもっと

君の横にいれたのかな

あぁ
嫌なこと思い出した
1年話せないってなった瞬間に消えた元彼
なんで思い出したんだろ
好きだったのに、ずっと一緒って思ったのに
あの最後の電話切りたくなかった
心残りすごい
元気にしてるのかな
今の生活楽しんでるかな
それだといいなぁ
戻ってきてくれるといいなぁ
ないだろうけど
めっちゃ苦しい
でも、仕方ないよね
少しの間の幸せをありがとう
他の人と幸せになってるといいなぁ

''別れよ''

その一言が言えたら楽になれるのかな

それとも後悔でもっと辛くなるのかな

手を振ったら振り返してくれる。
私に気付いたらすぐに挨拶を
してくれる。
面白い話や雑談をよくして
くれる。


そんな日常が
どんなに幸せだったか、
特別だったか、
先輩がいなくなってから
気付いた。

毎日のように
先輩の｢またね｣を聞けてたあの頃の私は
これ以上ないほど幸せだった