#憧れという名の…

見えなくても そこに「ある」ということ
その感覚は大切にしたい でも
大切な「貴方」をなくしたくない
ちゃんとそこに存在していてほしい
目が合えば微笑んでほしい
手を伸ばせば包んでほしい

人は誰もが通り過ぎる人
来ては去る そしてまた来る
貴方もいつかは過ぎていく人
だけどその「いつか」はまだ先ね
私はそう思っているから

いずれ来る「お別れ」が
いつになるか分からない
避けられない「その日」まで
どんな形でもいい
できる限り一緒に
ずっとそばにいてください

画面越しの貴方はやっぱりすごい
みんなが貴方の話に引き込まれていく
自分のことを「僕」と言う貴方を
久しぶりに見た私はというと
「俺」と言っているいつもの貴方に
早く会いたいと切なくなったのでした

「無理しすぎ そんなのやめていいよ」と貴方
欲張ってたくさん研修を詰め込んだ私
内容が合わないものにも挑戦したら
思った以上に疲れてしまった
「君の考えを広めてほしいよ とても素敵だから」
そういう貴方こそ素敵です

貴方から連絡があったあの日
お父様が亡くなったとのこと
「たくさん心配かけたね」
「ううん とても心配したけど
教えてくれてありがとう」
泣く私 笑ってる貴方 安心した

私の好きなパン屋は
貴方の住む町にある
自宅からは遠いけど職場からは近い
バタバタだった今日のご褒美で立ち寄る
本当は貴方を近くに感じたいからだけど
貴方に会えるまであと一週間

無事に着きましたか？
遠い遠い空からいつもと同じように
貴方を想っています
早く会いたいです

貴方に「かわいい」「かわいいよ」って
優しく言ってもらえるのは
とても とても恥ずかしくて
「もう やめて」って言ってしまうけど
本当はとても嬉しくて
たくさん たくさん甘えたくなるの

思考の旅を
貴方とともに
それは
二人にしか味わえない
誰にも奪えない
とっておきの感情の交流

25分 今日貴方と過ごした時間
そのほとんどの時間
貴方は私の髪を優しく撫でてくれていた
私はフワフワ 夢心地
「今夜は十五夜だね」

明日は
貴方に逢える今年最後の日
またしばらく逢えないから
貴方と過ごす全ての時を
丁寧に優しくやわらかく
抱きしめたいな

3週間
逢えない期間は長いよ
どうか この想い
届けてください

「ギュってして」「よしよしして」
「もう 言わなくても分かる？」
想いを伝えたようなものな私
「うん 分かるよ ずっとこうしているよ」
受け取ってくれた貴方
優しく包んでくれた貴方

「何も与えることはしてないよ」
「私は元気をもらったよ」
貴方に逢えてたくさん笑った
来てくれてありがとう